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昌慶宮の風旗台周辺に満月の模型を設置、来月2日まで

昌慶宮の風旗台周辺に満月の模型を設置、来月2日まで

Posted February. 22, 2021 07:31,   

Updated February. 22, 2021 07:31

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文化財庁は今月26日、小正月(陰暦1月15日)を迎え、ソウル鍾路区昌慶宮(チョンノグ・チャンギョングン)の風旗台周辺に満月の模型を浮かべる「宮殿に降りてきた満月」行事を24日から来月2日まで行う。風旗台は、朝鮮時代に旗を立てて風の方向と強さを測定した気象観測器具だ。現存する風旗台は、昌慶宮と景福宮(キョンボクグン)に1つずつ残っている。

風旗台の近くに満月模型を設置する理由について、文化財庁は、「風旗台は、集福軒(チプボクホン)の裏の丘にあり、宮殿の建物や大型の満月模型を背景に撮影するのに絶好の場所だ」と説明した。模型は、イベント期間中午後6時〜8時30分に設置され、古宮では夜が深まるにつれ鮮明な満月が見られるようになっている。今回のイベントは、参加申し込みなしで、夜間に昌慶宮を訪れる観覧客なら誰でも楽しめる。雨が降ればキャンセルとなり、新型コロナウイルスの感染予防のため、マスクをつけることや社会的距離置きを守らなければならない。


金哉希 jetti@donga.com