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診療内訳が一目瞭然、健康保険公団が健康記録アプリを来週発売

診療内訳が一目瞭然、健康保険公団が健康記録アプリを来週発売

Posted February. 18, 2021 08:15,   

Updated February. 18, 2021 08:15

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健康保険公団や健康保険審査評価院などの公共機関にある健康情報を一目で確認できるモバイルアプリケーション(アプリ)が、2月中に公開される。

大統領直属の第4次産業革命委員会(第4次委)は17日、政府ソウル庁舎で会議を開き、このような内容を盛り込んだ「国家データ政策の推進方向」を議決したと発表した。これにより診療内訳などの公共機関の健康記録を一度に確認できる「私の健康記録」アプリは、来週発売される。このアプリで自分の病院の診療内訳を照会したり、ダウンロードしたりすることができ、担当医師とこれらを共有したり、緊急状況時に医療陣に速やかに伝えることができる。予防接種を受けているかどうかも確認できる。この他にも政府は、実損保険の自動請求、消費パターンの分析、学習格差の解消に向けた人工知能(AI)基盤学習支援など、様々なサービスを準備する予定だ。

政府は、国税庁や国民健康保険公団などの公共機関で民間企業が活用できる重要データも開放する。政府は、民間専門企業またはデジタルサービス専門契約制度を活用して、民間のデータ購入を活性化する。今年中に国民が体感できるデータ関連の9つのサービスを提供する方針だ。第4次委は、行政安全部、科学技術情報通信部、金融委員会、保健福祉部など、政府省庁のデータ政策を総括するコントロールタワーだ。


世宗市=ナム・ゴンウ記者 woo@donga.com