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駐在北チェコ大使館、「北朝鮮の電力難が深刻、大使館も停電」

駐在北チェコ大使館、「北朝鮮の電力難が深刻、大使館も停電」

Posted February. 11, 2021 08:57,   

Updated February. 11, 2021 08:57

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平壌(ピョンヤン)駐在のチェコ大使館関係者が9日(現地時間)、自由アジア放送(RFA)のインタビューで、新型コロナウイルスの影響による国境閉鎖の長期化で、平壌内の電力難と生活必需品不足が深刻な水準だと明らかにした。

同関係者は、「電力にアクセスできる住民ですら停電問題で常に電力を利用することができない」とし、「昨年とは違って、最近では何度も大使館区域でも停電を経験した」と話した。また、北朝鮮住民の26%だけが電気を使うことができるという米中央情報局(CIA)の推定値について「妥当」と評価した。

北朝鮮内の食糧状況について同関係者は、「輸入が停止し、数ヵ月間、砂糖と食用油が目にできない状況」とし、「北朝鮮が代替品を生産しようとするが、北朝鮮が生産した製品の品質が非常に悪い」と明らかにした。このため、北朝鮮内の外国製品と食品の価格が新型コロナウイルス事態の前より高騰したという。ロシアのアレクサンドル・マツェゴラ駐北朝鮮大使もロシアメディアとのインタビューで、「平壌で小麦粉や砂糖など基本的な生活必需品すら買うことが難しくなった」と明らかにした。


權五赫 hyuk@donga.com