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米「韓日関係は過去数十年間で最悪、米韓日調整を弱める」

米「韓日関係は過去数十年間で最悪、米韓日調整を弱める」

Posted February. 11, 2021 08:58,   

Updated February. 11, 2021 08:58

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米国議会調査局(CRS)が最近、韓日関係について、「過去数十年で最低のレベルまで悪化し、このため米韓日3国の政策調整を弱まっている」と分析した。米国務省内では、韓日関係が改善されない場合、米国は韓国を除いて日本との2国関係と日米豪印戦略対話(クワッド)に集中することになるという分析まで出ている。

CRSは今月初め、日米関係に関する修正報告書で、「韓日関係は、日本の植民支配による敏感な歴史問題で緊張が続いている」とし、「2018年以来、この関係は過去数十年で最低点となった」と分析した。報告書は、「18年と19年、貿易、安全保障、歴史関連の論争を含め両国政府が取った一連の措置と報復的対応手段は両国の関係が真っ逆さまに陥る状況を招いた」とし、「これは、米韓日政策調整を弱めた」と指摘した。

 

日米関係については、「日本は特に安全保障と貿易分野で米国の重要なパートナー」とし、「共同の安全保障の目標がますます強まる中、国の挑戦に対処することから北朝鮮の脅威対応まで多様だ」と記した。バイデン政権の高官は9日(現地時間)、韓日関係について東亜(トンア)日報に、「韓国が過去にとどまって前に進まないなら、バイデン政権の人々はパートナーとして韓国に期待することをあきらめる可能性もある」と警告した。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com