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与党が釜山票心攻略に総力戦、加徳島新空港特別法を26日に採決へ

与党が釜山票心攻略に総力戦、加徳島新空港特別法を26日に採決へ

Posted February. 10, 2021 08:23,   

Updated February. 10, 2021 08:23

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与党「共に民主党」指導部が、4月7日の釜山(プサン)市長補欠選挙の票心を攻略するための総力戦に乗り出した。李洛淵(イ・ナクヨン)代表はソウルで、金太年(キム・テニョン)院内代表は釜山でそれぞれ釜山地域懸案関連会議を開き、旧正月の連休前、釜山民心攻略に総力を挙げた。

李氏は9日、「東南圏新経済エンジン推進戦略発表および討論会」を主催し、「今月中に特別法を制定するなら、加徳島(カドクト)新空港は既成事実になる」とし、「新空港後、釜山・蔚山(ウルサン)・慶尚南道(キョンサンナムド)の発展戦略を準備しなければならない」と強調した。また、プレゼンテーションを行った同党の地域均衡ニューディール分科委員長の姜勲植(カン・フンシク)議員は、「鉄道と陸上交通が充実し、港湾物流7位圏である釜山が関門空港を持てば、上海を越えることができる」と主張した。

同じ頃、金氏は、与党釜山市長予備候補らと共に釜山港を訪れた。同党指導部が釜山を訪れたのは今年に入って3度目。金氏は、加徳島新空港と関連して、「必要なら、予備妥当性調査の免除が可能だ」とし、「加徳島新空港特別法が国会で通過され次第、事前調査を最大限簡素化し、予備妥当性調査を免除するようにする」と述べた。同党は26日、本会議で加徳島新空港特別法を処理する方針だ。

同党は、「政権与党プレミアム」を土台に加徳島新空港を今回の釜山市長補欠選挙の看板公約に積極的に活用する計画だ。しかし、与野党候補の支持率ではまだ野党と少なからぬ差が開いている。

 

世論調査業者エムブレインパブリックが7、8日、釜山居住の満18歳以上男女1千人を対象に実施した調査(標本誤差3.1%ポイント、信頼水準95%、詳しい内容は中央選挙世論調査審議委員会ホームページ参照)の結果によると、釜山市長予備候補の選好度は、野党「国民の力」の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)候補28.8%、「共に民主党」の金栄春(キム・ヨンチュン)候補18.3%となった。また、「国民の力」の李彦周(イ・オンジュ)候補(8.2%)、「国民の力」朴敏植(パク・ミンシク)候補(3.5%)、「共に民主党」邊城完(ビョン・ソンワン)候補(3.3%)、「国民の力」朴成訓(パク・ソンフン)候補(2.2%)、「共に民主党」朴仁映(パク・インヨン)候補(1.8%)の順となった。


朴民優 minwoo@donga.com