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ユーチューブなどグーグルでトラブル発生時は韓国語で案内を、科技部がネットフリックス法適用へ

ユーチューブなどグーグルでトラブル発生時は韓国語で案内を、科技部がネットフリックス法適用へ

Posted February. 09, 2021 07:42,   

Updated February. 09, 2021 07:42

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昨年12月、ユーチューブ、ジーメールなどのアクセス障害が発生したグーグルに対して、韓国政府は今後、同様の問題が発生すれば、関連事実を韓国語でも知らせるようにした。また、システムを改善し、サービスの安定手段を確保する措置を点検するようにした。

8日、科学技術情報通信部(科技部)は、電気通信事業法を適用して、グーグルにサービスの安全性確保措置を改善するようにしたと発表した。過度のトラフィックを誘発する付加通信事業者にサービス品質維持を義務付けるいわば「ネットフリックス法」(改正電気通信事業法)が適用された初事例となる。1日の訪問者が100万人を超え、韓国内トラフィックの1%以上を占めるグーグル、フェイスブック、ネットフリックスなどの6社が適用対象だ。

グーグルは昨年12月14日、ログインが必要なユーチューブやGメールなどのサービスで、約1時間、アクセス障害が発生した。政府の調査結果、ユーザー認証システムの保存スペースが足りなかったためだという。グーグルはトラブル発生を起こした設定値のミスを45日間認知できず、韓国内ユーザーのための韓国語案内は行わなかった。韓国政府は再発防止に向け、事前感知の改善や保存スペースのリサイクル技術の適用などをグーグルに勧告した。類似問題が発生した場合、グーグルコリアのブログなどを通じて韓国語で告知し、韓国国内マスコミに知らせるようにした。

アクセス障害による補償は、今回の措置に含まれなかった。現行法上、付加通信事業者が4時間以上トラブルを起こした場合にのみ補償が規定されている。


申東秦 shine@donga.com