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機関と外国人投資家が買い注文、コスピ2.6%上昇

機関と外国人投資家が買い注文、コスピ2.6%上昇

Posted January. 20, 2021 08:15,   

Updated January. 20, 2021 08:15

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総合株価指数(コスピ)が3日ぶりに2.6%高騰し、再び3100ポイント台を目前に控えている。機関投資家が7取引日の「売り」行進に終止符を打って買いに乗り出したうえ、外国人までが加わって株式市場を押し上げた。「代表株」の三星(サムスン)電子も、李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の拘束ショックから脱して2.3%高騰した。

19日、コスピは前日より78.73ポイント(2.61%)高の3092.66で取引を終えた。機関と外国人の「底引き相場」が続き、午後一時3100ポイント台を超えた。

機関と外国人は同日、それぞれ5948億ウォンと4124億ウォン分を買い付けた。キウム証券のソ・サンヨン投資戦略チーム長は、「最近2日連続での2%以上の急落ぶりに、反発買いが入った」と説明した。これに加え、バイデン米政府の発足とジャネット・イエレン財務長官の聴聞会を控え、大規模な景気てこ入れ策への期待感が投資心理に火をつけたと見られる。一方、6取引日連続で買いに乗り出した個人投資家らは、1兆ウォン以上を売りさばき、差益の実現に乗り出した。

機関や外国人が大型株を積極的に買いつけ、時価総額上位20銘柄は、セルトリオン(マイナス0.48%)を除き、軒並み値上がりした。特に、電気車部品供給拡大のニュースを受け、起亜(キア)自は16.64%高騰し、現代(ヒョンデ)自(8.51%)、現代モービス(6.65%)なども大幅に高騰した。

三星電子は2.35%高騰の1株=8万7000ウォンで取引を終えた。李在鎔副会長の実刑判決を受け、前日3%以上急落したショックから1日で脱した。個人投資家たちが204万株を売り越したなか、機関と外国人が113万株と93万株を買い入れた。三星SDI(3.68%)、三星エンジニアリング(3.03%)、三星物産(0.70%)、三星生命(1.40%)などの三星グループ株も反発に成功した。

一方、借金投資に対する懸念が高まり、証券会社各社は融資を受けて株式に投資する「信用取引融資」を相次いで中止している。大信(テシン)証券が18日から新規信用融資の貸出を中止したのに続き、未来(ミレ)アセット大宇(テウ)とNH投資証券も融資を中止すると公示した。18日現在、信用取引の融資残高は21兆3465億ウォンで、11取引日連続で伸びている。


朴熙昌 ramblas@donga.com