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トランプ氏のツイッター停止以降SNSの大統領選虚偽情報73%減

トランプ氏のツイッター停止以降SNSの大統領選虚偽情報73%減

Posted January. 18, 2021 07:59,   

Updated January. 18, 2021 07:59

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トランプ米大統領のツイッター・アカウントが停止した後、SNSで米大統領選関連の虚偽情報が急減したという分析が出た。

17日、米紙ワシントン・ポストによると、米メディア調査会社「ジグナル・ラボ」は、トランプ氏のツイッターアカウントが停止された翌日の9日から15日まで、SNSに流れた情報を分析した。この期間の米大統領選と関連して「選挙詐欺」を主張する情報は約68万8千件で、1週間前(約250万件)より73%減少した。

ジグナル・ラボは5人の死者を出したトランプ氏の支持者による連邦議会議事堂乱入事件に関連したハッシュタグの使用も大幅に減ったと発表した。ツイッターやフェイスブックでトランプ氏の支持者が主に使った「トランプのために戦う(#FightforTrump)」は95%減り、「退くな(#HoldTheLine)」、「トランプのために行進せよ(March for Trump)」も95%以上減少した。

支持者の議事堂乱入を扇動したと批判を受けたトランプ氏は現在、ツイッター、フェイスブック、スナップチャットなどのSNSのアカウントが永久停止され、退出状態だ。ツイッターは陰謀論を展開する集団「QAnon(キューアノン)と関連するアカウント約7万個も停止した。同紙は、「有名なインフルエンサーやトランプ氏の支持者、トランプ氏自身で構成された強力な虚偽情報の生態系が、米国民に選挙結果を拒否するよう強要する中心だった」とし、「(今回の分析結果は)偽りの主張がソーシャルメディアを通じてどのように拡散するのかを示した」と強調した。


李恩澤 nabi@donga.com