Go to contents

洪南基副首相「CPTPP加盟を積極的に検討」

洪南基副首相「CPTPP加盟を積極的に検討」

Posted January. 12, 2021 08:27,   

Updated January. 12, 2021 08:27

한국어

政府は、日本、豪州などが参加する包括的かつ先進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)への加盟を積極的に検討することにした。米国のバイデン政府が協定に復帰する可能性が高まったことを受け、新しい通商秩序への対応に乗り出したのだ。

11日、企画財政部(財政部)は、洪南基(ホン・ナムギ)経済副首相兼長官が主宰する対外経済閣僚会議でこのような内容を盛り込んだ「今年の対外経済政策推進戦略」を発表した。11カ国が参加するCPTPPは、もともと米国が参加していたが、ドナルド・トランプ大統領が一方的に離脱した。多国間貿易秩序を強調するバイデン政府が協定復帰を検討していることが伝えられると、韓国政府も加盟を検討し始めた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日、新年の辞で「CPTPPへの加盟を積極的に検討したい」と加盟意志を明らかにした。

今年の対外経済政策推進戦略の10大目標のうち、最初にCPTPP加盟への積極的な検討を挙げた政府は、新しい通商秩序に主導的に参加し、輸出市場を拡大する予定だ。△衛生検疫、△水産補助金、△デジタル通商、△国営企業の4大通商分野で制度を改善する予定だ。政府関係者は、「CPTPPが要求する水準に合わせて、分野別にインフラと手続きを準備する」と語った。

また政府は、昨年11月に最終署名した地域的な包括的経済連携協定(RCEP)の発効に向けた準備も始める。RCEPは、韓中日やアセアン10カ国、豪州、ニュージーランドなど15カ国が参加する世界最大規模の自由貿易協定(FTA)だ。政府は、上半期に作業を終え、下半期に国会批准同意の手続きを経る予定だ。


世宗市=ナム・ゴンウ記者 woo@donga.com