Go to contents

光化門~崇礼門~ソウル駅の歩道を大幅に拡張

光化門~崇礼門~ソウル駅の歩道を大幅に拡張

Posted December. 28, 2020 08:23,   

Updated December. 28, 2020 08:23

한국어

年内に光化門(クァンファムン)から崇礼門(スンレムン)を経て南山(ナムサン)、ソウル駅まで歩いて行けるようになる。ソウル市は27日、世宗(セジョン)大路交差点から崇礼門交差点を通過して、ソウル駅交差点までの1.5キロ区間を結ぶ「世宗大路の人の森の道」工事を年内に終え、来年1月1日に臨時開通すると発表した

ソウル市は、都心の中の歩道拡大政策の一環として、今年7月から世宗大路の交差点から崇礼門交差点、ソウル駅区間を結ぶ車道を縮小して歩道を拡張する工事を進めてきた。大型車線だった世宗大路は、9~12車線から7~9車線に縮小され、車道があった場所にはソウル広場の面積の2倍を超える1万3950平方メートルの歩行空間ができる見通しだ。歩道の脇には、自転車専用道路も一緒に作られる。

「世宗大路の人の森の道」が造成されれば、車道に囲まれて道路上の島のようだった崇礼門周辺の景観が変わる。まず市民たちが崇礼門を歩いて行くことができる。また、ソウル市は、歩道が設けられる人の林の道にケヤキ、サルスベリ、ヤマボウシなどの高木191株の植栽を終える計画だ。

ただ、世宗大路の縮小工事による交通渋滞を巡る懸念が高まっている。ソウル市は、周辺区域の信号システムを見直して車両迂回を誘導し、交通渋滞を懸念したドライバーたちが世宗大路を通過しないため、比較的順調に車両削減が行われると見ている。ソウル市によると、世宗大路の全区間の歩道拡張工事直後の11月中旬、通行速度が時速20.7キロへと一部減少したが、最近再び普段の通行速度である時速21キロを維持している。


李知訓 easyhoon@donga.com