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LG電子が世界第3位メーカと連携、電気自動車部品事業に本格参入

LG電子が世界第3位メーカと連携、電気自動車部品事業に本格参入

Posted December. 24, 2020 08:10,   

Updated December. 24, 2020 08:10

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LG電子が電気自動車の中核部品事業に乗り出す。世界第3位の自動車部品メーカー「マグナインターナショナル」と提携して、電気自動車パワートレイン(動力伝達装置)の生産合弁法人(JV)を設立する。これでLGグループは、バッテリー(LGエネルギーソリューション)に続き、電気自動車の中核部品の製造という未来事業部門を確保することになった。23日、LG電子の株価は29.61%まで上昇し、12年ぶりにストップ高を記録した。

LG電子は、今回の合弁法人の設立により、パワートレイン-インフォーテインメント-プレミアムヘッドランプを柱として、自動車部品や電気装備(電装)事業を育成する計画だ。バッテリーや車両通信用部品(LGイノテック)など、LGのほかの系列会社ともシナジーを出すものと見られる。未来車がLGの主力成長エンジンになったという評価も出ている。

●LG電子がマグナと提携して合弁会社を設立

LG電子は同日、臨時取締役会を開き、LG電子・自動車部品事業(VS)の事業本部内で、電気車部品を担当するグリーン事業の一部を物的分割することを議決した。分割対象事業は、電気車に搭載されるモーターやインバータ、車両充電器や駆動システムなどのパワートレイン系列だ。

LG電子が物的分割で新設会社を設立すれば、マグナが新設会社の株式49%を取得することで、合弁会社「LGマグナeパワートレイン」(仮称)が設立される予定だ。マグナは新設法人の持分49%を、4億5300万ドル(約5016億ウォン)で買収することにした。

LG電子は、来年3月に開かれる株主総会で物的分割、合弁法人の設立案の最終承認を受け、来年7月にLGマグナeパワートレインを公式発足させる計画だ。現在、LG電子VS事業本部所属の職員1000人余りが新設法人に移り、本社はVS事業本部の主力事業所が位置する仁川(インチョン)に構える予定だ。新設法人の最高経営者(CEO)はLG電子で、最高運営責任者(COO)はマグナで引き受ける案が有力だ。

●LG、総合電装企業に生まれ変わる

LG電子とマグナが手を組んだのは、急成長を遂げている電気車市場でパワートレイン分野を先取りするためだ。マグナは昨年の売上基準で世界3位の自動車部品メーカーで、パワートレインやシャーシ、内・外装など多様な自動車部品を生産する。内燃機関車市場での部品競争力を電気車時代にもつなげるため、電気車のモーターとインバーター技術力を誇るLG電子と手を組んだのだ。LG電子は、電気自動車のシボレー・ボルトEV、ジャガーI-PACEなどにモーターなどを供給している。マグナがLG電子のモーター技術力に投資したことになる。

LG電子は、マグナと提携してパワートレインの設計技術力を確保できるだけでなく、マグナのグローバル自動車の顧客網と連携して早期に大量生産体制を構築できる見通しだ。マグナは、アップルの電気車開発計画「プロジェクトタイタン」の有力パートナーとして名前が挙がった経緯もある。自動車業界では、電気自動車のパワートレイン市場が、今年の10兆ウォン規模から5年内に50兆ウォン規模へと成長すると見込んでいる。

今回の合弁法人の設立を受け、2013年にLG電子がVS事業本部を立ち上げて力を入れてきた電装事業のポートフォリオの輪郭が明確になったという見方が出ている。LG電子に残ったVS事業本部は、グローバルシェア1、2位を争う車両用インフォーテインメントに集中し、合弁法人はパワートレインを担当する。さらに、LG電子が2018年に買収したプレミアム車両向けヘッドランプ企業「ZKW」がある。LG電子は昨年末、VS事業本部内の車両用ランプ事業をZKWに移して統合した。LG電子は、電装事業で来年黒字へと転換するという見通しが有力となっている。

LGグループレベルでも、複数の系列会社が「車輪の付いた情報技術(IT)機器」と呼ばれて、電子化されている自動車に様々な部品を搭載することになった。LGエネルギーソリューションは、世界の電気自動車バッテリー市場でシェアトップを走っており、LGイノテックは車両通信用装備のシェアを伸ばしている。


ホン・ソクホ記者 ソ・ドンイル記者 will@donga.com · dong@donga.com