Go to contents

キム・チャンギが伝える「ねぎらいの77曲」

キム・チャンギが伝える「ねぎらいの77曲」

Posted November. 28, 2020 09:16,   

Updated November. 28, 2020 09:16

한국어

失恋で心を痛めたり、誰かとの関係がこじれたとき、あるいは人生の底まで落ちたと感じたとき、私たちは叙情性の濃い歌詞とメロディーを探す。

精神健康医学科の専門医であり、グループ「動物園」出身のシンガーソングライターとして33年間歌っている著者が、歌77曲を選んで、その歌詞に添えて心の慰めと癒しを提供する断想を盛り込んだ。趙容弼(チョ・ヨンピル)、崔百浩(チェ・ベクホ)、金光石(キム・グァンソク)、イ・ジョク、ワナワンのような重みのあるトップ歌手からZ世代のアイドルまで、ルイ・アームストロング、クイーン、ビートルズ、ジャスティン・ティンバーレイクなどの海外レジェンドから最新のポップまで、さまざまな世代やジャンルを網羅する歌手たちの歌だ。

読者が、自分の状況に合った曲を簡単に見つけることができるように分類したのが魅力ポイント。「希望を知っている能力」が必要な人には、イ・ジョクの「心配しないで君」を推薦し、人生の新たな出発点に立って焦り出す人には、キム・ドンリュルの「出発」を勧める。世渡りの疲れを忘れたいと思う時は、リンダ・ロンシュタットの「ブルーバイユー(Blue Bayou・青い入り江)」がお勧めだ。きちんと謝罪する方法が必要な時は、エルトン・ジョンの「Sorry Seems to Be the Hardest Word」だ。

感性に訴える曲の後に、冷徹なアドバイスも付け加えた。謝る時は、過ちの責任を負うという意志と具体的な約束が盛り込まれるべきだと強調する。心理学の歌を和えた「テキストバージョンラジオDJ」だ。東亜(トンア)日報で2016年から今年8月まで100回連載した「キム・チャンギの音楽相談室」をもとにした。


キム・ギユン記者 pep@donga.com