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車のガラスが自ら雨滴を払い落とし…室内には殺菌照明

車のガラスが自ら雨滴を払い落とし…室内には殺菌照明

Posted November. 20, 2020 09:28,   

Updated November. 20, 2020 09:28

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雨がたくさん降る日は、運転者は雨滴に視界が遮られる。ワイパーがあるフロントガラスは大丈夫だが、側面窓のサイドミラー(側面リフレクター)は、直接拭かなければ雨滴に遮られて見苦しい。しかし、近いうちに窓ガラスが自ら振動を起こして雨滴を払い落とす車が、現代(ヒョンデ)自動車グループから登場するかもしれない。

現代自グループは、このような新技術を実証実演した「2020オープンイノベーションラウンジ」を16日と17日、ソウル瑞草区(ソチョグ)の現代・起亜(キア)自本社で開催したと、19日明らかにした。オープンイノベーションラウンジは、現代自動車グループが外部のスタートアップとの技術協力のために用意したオープンイノベーションプラットフォームだ。同日展示された技術は、現代自グループとコラボレーションしている全世界の300以上のスタートアップから選抜した11社が現代自グループと具体化したものだ。

これらの会社は、車の利便性、エンターテイメント、安全と衛生の3つのテーマについて技術を作って出品した。ガラスの水気を払い落とす「自動洗浄技術」をはじめ、後ガラスに広告を流す「スマートミラー」、横ガラスをタッチディスプレイとして使う「タッチコントロールガラス」、車両内の「殺菌照明」などだ。現代自グループは、このうち、顧客の視点から商品化の推進が可能な技術を実際の車両に適用できるように迅速に推進する方針だ。


徐亨錫 skytree08@donga.com