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ヤング・キム氏も下院入り、韓国系議員4人に

ヤング・キム氏も下院入り、韓国系議員4人に

Posted November. 16, 2020 09:41,   

Updated November. 16, 2020 09:41

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米大統領選挙と共に実施された連邦下院議員選挙で、共和党のヤング・キム(韓国名キム・ヨンオク・58)候補が2年前に敗れた民主党現役議員のギル・シスネロス氏を破って当選した。

キム氏の当選で米連邦下院議員のうち韓国系は4人に増えた。13日(現地時間)、AP通信によると、カリフォルニア州(第39選挙区)に出馬したキム氏は50.6%を獲得し、シスネロス氏(49.4%)を約4000票差で退けた。

1962年に仁川(インチョン)で生まれたキム氏は、1975年に家族と共にグアムに移住し、ハワイで高校を卒業した。その後、南カリフォルニア大学(USC)で経営学を専攻し、アパレル事業で成功した。下院外交委員長を務めた共和党重鎮エド・ロイス議員の補佐官を21年間務め、2014年から16年までカリフォルニア州下院議員を務めた。

キム氏はツイッターで当選を伝え、「米国は韓国からの移民少女も市民の代表として議会で仕事ができる国だ。その約束を守るために努力する」と所信を明らかにした。

キム氏が当選して韓国系下院議員は、1人から4人に増えた。これにより180万人の韓国系の影響力も大きくなるものと予想される。

ヤング・キム氏と当選を決めたミシェル・パク・スティール氏(共和党)、マリリン・ストリックランド氏(民主党)は、連邦下院初の韓国系女性議員という記録を立てた。ソウル出生のスティール氏は、大学生の時に渡米し、1992年の「ロサンゼルス暴動」を機に政治に足を踏み入れた。韓国人の母親と在韓米軍兵士だったアフリカ系米国人の父親の間に生まれたストリックランド氏は、「スンジャ」という韓国名を持つ。オバマ前大統領が寵愛した「オバマキッズ」で、2018年に初めて下院議員に当選したアンディ・キム氏は再選に成功した。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com