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康京和長官がポンペオ国務長官と会談、「韓半島情勢の安定的管理に協力」で一致

康京和長官がポンペオ国務長官と会談、「韓半島情勢の安定的管理に協力」で一致

Posted November. 11, 2020 08:42,   

Updated November. 11, 2020 08:42

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訪米中の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が9日(現地時間)、ポンペオ米国務長官と昼食を兼ねた会談を行った。両長官は、トランプ政権の残る任期の間、韓半島の状況をうまく管理していくことで意見が一致したが、具体的な協議はなかったとみられる。

外交部は同日、報道資料を通じて、「両長官は堅固な韓米同盟を基に韓米関係の発展と韓半島平和プロセスの進展に向けた努力を続けていくことで意見を共にし、外交当局間の意思疎通と協議を継続することで合意した」と伝えた。また、「韓米同盟が安保だけでなく経済や地域、世界的な問題で協力を強化する包括的戦略同盟としての地位を固めたことを評価し、様々な同盟懸案について意見を交換した」と伝えた。両長官は、世界貿易機関(WTO)事務局長選出についても意見を交わしたと、外交部は伝えた。

米国務省も報道資料で、両長官の会談を伝え、「インド太平洋地域の平和と安保の要(linchpin)である韓米同盟の持続力と重要性を再確認した」と明らかにした。

また、「韓国の新南方政策と米国のインド太平洋政策を通じた協力拡大を含む2国的、地域的な懸案についても話し合った」と説明した。「(韓米)同盟が21世紀の浮上する挑戦に対応する準備ができていることを確認すると共に、国際秩序のルールを共に守ることも約束した」とし、中国を念頭に置いた内容も含まれた。

 

康氏は11日、帰国に先立ち、大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領の陣営関係者とも接触を図っているが、まだ陣営や政権移行チーム関係者との会談は確定していないという。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com