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大勢が集まる施設23種に利用者名簿作成を義務化、きょうから新防疫ルール実施

大勢が集まる施設23種に利用者名簿作成を義務化、きょうから新防疫ルール実施

Posted November. 07, 2020 07:52,   

Updated November. 07, 2020 07:52

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7日から、5段階に分けた新しい「社会的距離の確保」システムが実施される。中央災難安全対策本部は6日、全国的に第1段階を維持すると発表した。これに先立って5日から自主的に第1.5段階に引き上げた忠清南道天安市(チュンチョンナムド・チョンアンシ)と牙山市(アサンし)は例外だ。

この一週間、全国7の圏域の新型コロナウイルスの一日平均感染者数は、首都圏が69.1人、忠清道圏が13.9人だった。新しいシステムによると、一週間の一日平均新規感染者数が首都圏は100人未満、非首都圏は30人未満(江原道と済州道は10人未満)であれば、第1段階を維持する。

従来と同じ第1段階だが、防疫ルールが一部強化される。7日から、重点管理施設9種(ナイトライフ、カラオケ、屋内スタンディング公演会場、訪問販売などの直接販売広報館、レストラン・カフェ)と、一般的な管理施設14種(ゲームセンター、結婚式場、塾・講習所、公演会場、映画館など)に利用者の名簿作成とマスク着用が義務付けられる。従来は、一部のハイリスク施設でのみ義務付けられた。

150平方メートル以上の中・大規模レストランは仕切りの設置が義務付けられ、間隔を空けなければならない。重点管理施設には電子名簿の設置が義務付けられる。このような防疫ルールを守らず摘発されれば、7日から、利用者は10万ウォン以下、管理者(事業主等)は300万ウォン以下の罰金が科される。マスクは公共交通機関の中でも必ず着用しなければならない。マスク着用義務を違反すれば13日から罰金が適用される。

緩和された防疫措置もある。映画館や公演会場などでは、これからは席を空けて座らなくても済む。カラオケも規定どおりに消毒と換気をすれば運営できる。スポーツ競技は、観衆を50%に制限して引き続き実施でき、教会の礼拝などの宗教活動も、席を空けて座れば行うことができる。

防疫当局は今後、毎週日曜日に一週間の新型コロナの感染情勢を検討して、リスクを評価することにした。国民が防疫段階の変化に適応する時間を与えるため、段階の引き上げに80%まで到達したところで警告を発令する予定だ。


李美智 image@donga.com