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各国の宇宙イベント計画と産業の現状が一目瞭然、きょうソウルで「スペースフォーラム」

各国の宇宙イベント計画と産業の現状が一目瞭然、きょうソウルで「スペースフォーラム」

Posted November. 05, 2020 08:55,   

Updated November. 05, 2020 08:55

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韓国宇宙政策の方向性を確認し、宇宙産業の持続的な成長策について議論する「コリア・スペースフォーラム2020」が、5日と6日の両日にわたってソウル瑞草区(ソチョグ)のJWマリオットホテルで開かれる。

科学技術情報通信部が主催し、韓国航空宇宙研究院、韓国天文研究院、韓国宇宙技術振興協会、東亜(トンア)サイエンスが共同主管する行事だ。国内外の宇宙開発政策と企業の専門家30人が参加する。

最近、宇宙開発分野では、民間企業が主導するいわば「ニュースペース」が重要話題として浮上している。宇宙インターネットと宇宙旅行が活発化して、月・火星探査計画が現実化している。フォーラムでは、各国の宇宙探査計画と戦略を覗いて、国内外宇宙企業の技術開発の最新動向を確認できる。

5日は、「ニュースペース」時代の宇宙安全保障政策や宇宙探査計画と一緒に、新興宇宙開発国の宇宙開発動向を共有する。トーマス・ミュラースペースX元最高技術責任者は、スペースXをはじめとするロケット企業が低軌道の向こうに進出しようとする理由とロケットエンジニア育成の経験を共有する。米航空宇宙局(NASA)のマーク・キラシッチ宇宙探査本部長は、米国の月軌道宇宙ステーションの構築プログラムである「アルテミス」を紹介し、豪州のメーガン・クラーク宇宙庁長は、2030年までに2万件の雇用創出を目指している豪州の宇宙開発計画を発表する。

6日は、3次元(3D)プリンターを活用して小型ロケットを製造する「レラティヴィティスペース」、超小型衛星を通じて全地球の40%を撮影している「プラネット・ラボラトリーズ」、ロケット本体を炭素複合素材で製作している「ファイアフライ」など、グローバルニュースペース企業の技術革新事例を共有する。

国内では、衛星開発フロンティア「サトレックアイ」と韓国航空宇宙産業(KAI)、KTサット(KTsat)、ソールトップなどが事業の現状と計画を共有し、宇宙ベンチャー起業活性化のための課題について議論する計画だ。

フォーラムは、ユーチューブチャンネルでリアルタイムで生中継され、オンラインでの質疑応答も可能である。


ユン・シンヨン東亜サイエンス記者 ashilla@donga.com