Go to contents

3日の米大統領選、不確実性の解消と拡散の岐路に立ったスーパーパワー

3日の米大統領選、不確実性の解消と拡散の岐路に立ったスーパーパワー

Posted November. 03, 2020 08:59,   

Updated November. 03, 2020 08:59

한국어

米大統領選が今日実施される。通常の選挙なら、韓国時間で明日の午後には当落の輪郭があらわれると思われるが、今回の選挙は予断を許さない。多くの世論調査は、バイデン民主党候補の優勢を予測するが、勝敗を分ける激戦州ではトランプ大統領が差を縮めている。記録的な事前投票で開票の遅延が予想されるため、どちらか一方が圧勝しない限り、選挙不服と訴訟戦、暴動につながることが懸念されている。

今回の米大統領選は、世界最強スーパーパワーの米国がどのような道を進むのかを選択する選挙だ。4年前の世論調査の予測を覆して当選したトランプ氏は、自由主義と国際主義という伝統的な対外政策を「米国第一」の一方主義に変えた。国内的にも移民排斥や人種主義的態度を見せた。最近、新型コロナウイルスへの対応をめぐる論議と共に起こったトランプ氏の「米国第一」路線がさらに加速するのか、4年間の逸脱で終わるのか、岐路に立たされた。

すべての国家は国益を最優先とする利己的存在であり、世界のリーダー国であっても例外ではない。トランプ氏が落選したとしても、米国第一主義は、単に速度の問題にすぎず、継続するだろう。しかし、新しい覇権挑戦国の浮上や国内の分裂という内外の激しい挑戦の中で行われる今回の選挙の結果によって、今後の米国の歩みはその方式と態度において一方主義的速度戦か、多国主義の持久戦か克明に分かれるだろう。

 

米大統領選の結果が韓国に及ぼす影響はこれまでよりも大きいだろう。誰が当選しても、中国牽制に向けたインド太平洋戦略や日米韓3国連帯の強化は継続する可能性が高く、米中対立で間に挟まれた韓国のジレンマは続くほかない。韓米関係では、トランプ政権が続けば、在韓米軍駐留経費負担増加という同盟圧力は一層強まり、新たなバイデン政権では、一息つくことができるかもしれない。対北朝鮮政策では、アプローチが明確に違うことから、さらなる「外交ショー」の演出か、非核化と人権の結合かで、韓国政府は苦慮することになるだろう。

 

民主主義は元来、騒々しく、目がくらむものだ。時間もコストもかかる。しかし、混乱の中でも50州の巨大連合体の米国は、常に新しい統合の道を模索し、今日依然として世界の先導国家にそびえ立っている。今日の選挙で、米国、さらに全世界に広がる不確実性が即座に消えないかもしれない。忍耐を試す時間になるだろう。冷静に結果を見守るものの、緻密な貸借対照表をもって、どのような可能性にも備えなければならない。