Go to contents

「3日で退院」、トランプ氏のコロナ治療薬は?

「3日で退院」、トランプ氏のコロナ治療薬は?

Posted October. 08, 2020 08:04,   

Updated October. 08, 2020 08:04

한국어

新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領が3日で退院した。国内では新型コロナウイルスの感染者は2、3週間入院する。トランプ氏が入院している間にどんな治療を受けたのか、高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院感染内科の金宇柱(キム・ウジュ)教授に聞いてみた。

――トランプ氏も新型コロナウイルスに脆弱な高危険者ではないのか。

「74歳の高齢で、この年齢帯は致死率が7%に達する高危険群だ。肥満もある。このほかに高血圧などの基礎疾患があり得る。政治的な理由で早く退院したが、高危険群は1、2日で状態が突然悪化する恐れがある。しかし、トランプ氏は入院中に最高の治療を受け、ホワイトハウスでも治療を受けるとみられる」

――どんな治療を受けたのか。

「リジェネロンのモノクローナル抗体治療薬、レムデシビル、デキサメタゾンの3つ治療薬を3日間、投与された。レムデシビルと抗体治療薬は初期にウイルスを中和させて増殖を抑制する。レムデシビルは回復時間を短縮する治療薬だ。レムデシビルの投薬効果に関する研究結果を見ると、レムデシビル投薬群は偽薬(プラセボ)群に比べて回復が4日ほど早かった。現在、第III相試験中の抗体治療薬は、新型コロナウイルスの初期感染者が重症化することを防ぐためのものだ。臨床段階の抗体治療薬を治験申請者でない人に投与することは禁止されているが、トランプ氏に投与された。それだけ医師団が全力を尽くしているという意味だ。デキサメタゾンは、酸素供給や人工呼吸器の治療を受けている重症患者の肺炎などを抑えて回復させる治療薬。これを投与したということは、トランプ氏がそれだけ酸素吸入が必要な重症状態だったという意味だ」

――トランプ氏が酸素吸入をしたというが…。

「酸素飽和度が一時的に94%以下になり、呼吸器治療も一時的に受けたというが、これは肺に炎症が生じ、呼吸が苦しくなる低酸素症になったことを示唆する。普通、酸素飽和度が94%以下の時、(低酸素症)酸素吸引を受ける」

――免疫力強化に役立つ亜鉛、ビタミンD、ファモチジン(制酸剤)、アスピリン、メラトニンなどを服用したというが…。

「亜鉛とビタミンDの場合、免疫システムの強化に役立つ。他のものも同じように免疫増強のために服用したのだろう。様々な薬を投与すると相互反応によって良くないこともあるので、懸念もある」


李眞漢 likeday@donga.com