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「在寅山城」vs「防疫の壁」、与野党も攻防

「在寅山城」vs「防疫の壁」、与野党も攻防

Posted October. 05, 2020 08:49,   

Updated October. 05, 2020 08:49

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政府の開天節(建国記念日)の集会取り締まり・封鎖をめぐって政界の反応は交錯した。野党「国民の力」は、政府の光化門(クァンファムン)広場封鎖措置を「在寅(ジェイン)山城」、「文里の長城」と呼び、「事実上のコロナ戒厳令で憲法上の集会の自由を侵害した」と主張し、与党「共に民主党」は「国民の安全のための正当な措置」と対抗した。

「国民の力」の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は4日、記者懇談会で、北朝鮮軍の韓国国民銃殺事件を示唆し、「北朝鮮の『啓蒙君主』は小銃とガソリンでコロナを防疫し、韓国大統領は警察バスと公権力でコロナを防疫した」と批判した。また、「憲法が保障した集会デモの自由までも事実上妨害して禁止する公権力を行使した」と強調した。また「警察バス300台でソウル光化門に山城を築き、市民の集会を封鎖した」とし、「幾重もの『在寅山城』が国民を悲しませ、光化門広場には事実上のコロナ戒厳令が宣言された」と付け加えた。同党の裵賢鎮(ペ・ヒョンジン)院内報道担当は論評で、「警察官が、何らかの犯罪を犯し、もしくは犯そうとしていると疑うに足りる人に対して検挙や予防を目的に行う職務質問が、2020年の光化門で強行された」と強調した。

一方、「共に民主党」の李洛淵(イ・ナクヨン)代表は前日、自身のフェイスブックに、「不法集会をほぼ完璧に封じ込めた警察の労苦に感謝する」とし、政府を擁護した。また、「一安心したが、一部の団体はハングルの日(9日)の集会を再び予告した」とし、「警察はハングルの日も不法集会を封鎖し、危険要因を事前に遮断することを願う」と注文した。同党の金太年(キム・テニョン)院内代表は、朱氏の「戒厳令」表現を「過度な表現」と指摘し、「開天節集会禁止は国民の健康と生命、安全のための措置で、非常に正当な措置だった」と強調した。


姜聲煇 yolo@donga.com