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米CSIS 「北朝鮮・新浦でSLBM発射実験の動き」

米CSIS 「北朝鮮・新浦でSLBM発射実験の動き」

Posted September. 07, 2020 08:14,   

Updated September. 07, 2020 08:14

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北朝鮮・咸鏡南道(ハムギョンナムド)の新浦(シンポ)造船所で中距離潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験の準備を進めている可能性があるという米シンクタンクの分析が公開された。SLBM発射は、11月の米大統領選を控え、韓米当局が注視してきた北朝鮮の挑発の可能性の一つ。

米戦略国際問題研究所(CSIS)は4日(現地時間)、北朝鮮専門サイト「ビヨンド・パラレル(Beyond Parallel)」に公開した報告書で、北朝鮮の新浦造船所を撮影した衛星写真の分析をもとにこのように判断した。

CSISは、「セキュリティ区域に数隻の船舶が停泊しており、このうち1隻は以前にSLBM発射台をえい航した船に似ている」とし、「これは水中実験台バージ船で、SLBM『北極星3』の発射実験が差し迫っていることを示唆する」と明らかにした。北朝鮮は2017年にSLBM「北極型3」を公開し、昨年10月に初めて発射実験した。同報告書はまた、「馬養島(マヤンド)潜水艦基地の湾内に停泊しているロミオ級潜水艦が1隻でなく2隻確認されたということも、SLBM発射実験の可能性を示唆する兆候」とし、「『10月のサプライズ』(11月の大統領選直前に選挙に大きな影響を与える出来事が起こること)の暗示かもしれない」と付け加えた。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com