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頭からつま先まで装身具で飾った1500年前の新羅の女性は誰だろう

頭からつま先まで装身具で飾った1500年前の新羅の女性は誰だろう

Posted September. 04, 2020 08:42,   

Updated September. 04, 2020 08:42

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6世紀前半、新羅時代の最高身分の女性のものとみられる装身具一切が、着用された状態で出土した。墓の主人が頭からつま先まで装身具をつけた状態で発掘されたのは初めてだ。

文化財庁は3日、慶州市皇南洞(キョンジュシ・皇南洞)の古墳120-2号を追加精密発掘調査した結果、金銅冠、金のイヤリング、銀の腕輪、銀の帯、金銅靴などを確認したと発表した。

これに先立って、文化財庁と慶尚北道(キョンサンブクド)、慶州市が共同となっている「新羅王京重要遺跡復元・整備事業推進団」は、今年5月、皇南洞古墳から金銅ダルゲ(金冠に付ける鉄器飾り)を先に発見した。推進団は、2018年5月からこの古墳を発掘調査してきた。

同日午後、ユーチューブで生中継された皇南洞古墳現場の説明会で、新羅文化遺産研究院のキム・グォンイル専任研究員は、「被葬者の頭から金銅靴までは176センチで、身長は170センチと推定される」とし、「(発掘装身具の中に)大刀がおらず、紡錘車(糸車の糸を縒りかける器具)が発見されたことなどから女性と推定され、当時の王族や貴族など最高身分だったとみられる」と語った。

金銅冠は、最も下に冠の縁(冠をかぶることができるように丸くした帯)があり、その上に3段の木の枝の形の立て飾り3つと鹿の角の形の立て飾り2つの付け加えた形となっている。文化財庁は、「現在まで慶州(キョンジュ)地域で出土した金銅冠の中で最も華やかだ」とし、「『ㅜ』『ㅗ』の形に開いた板があるが、立て飾りの上部にも同じ痕跡がいくつか確認された。この板が冠帽を意味するのか調査している」と明らかにした。金銅冠は、平らにたたんで、墓の主人の頭ではなく、顔に覆った形で発掘された。このような形態の発掘は珍しい事例であり、亡者の顔を覆う用途でも使われたものと推定される。

銀の指輪は右手で5点、左手では1点が出土した。文化財庁は、「左手の部分が完全に露出しておらず、さらに調査すれば、銀の指輪が出土する可能性もある」とし、「天馬塚の被葬者のように、すべての指に指輪をつけている可能性もある」と語った。

慶州地域の積石木槨墳の主人が、金銅靴を履いたまま発掘されたのも今回が初めてだ。積石木槨墳は、地面に穴を掘った後、木槨を敷いて石を積み上げる古墳様式だ。

大田(テジョン)大学のイ・ハンサン考古学教授は、「慶州で金銅冠を頭にかぶった状態で発掘されたことはあるが、このように完全な状態で発見されたことはほとんどない。おそらく亡者が普段使っていたものを着せて棺桶に入れたものと見られる」とし、「新羅時代の人々が死者にどのように装身具を着せたのかを示す重要な根拠資料を獲得した」と評価した。


金民 kimmin@donga.com · 鄭盛澤 neone@donga.com