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米ビルボード1位獲得のBTS「次の目標はグラミー単独舞台」

米ビルボード1位獲得のBTS「次の目標はグラミー単独舞台」

Posted September. 03, 2020 07:42,   

Updated September. 03, 2020 07:42

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「7年前にパパと(上京して)ソウル駅でタクシーに乗ってぼったくられたことから、狭い地下の練習室と宿舎でメンバーたちと入り混じって練習していたことまでが生き生きと頭をかすめた。あの時は本当に、世界的に私たちが注目を受けることになるとは思わなかった」(ヴィ)

5日、ビルボードシングルチャートでトップについたグループ防弾少年団(BTS)のメンバーたちが、一日が過ぎても消えない喜びと感激を伝えた。BTSの所属事務所であるビッグヒットエンターテインメントは2日午前、「Dynamiteのグローバルメディアデー」を開催した。キム・イルジュン・アナウンサーの司会で世界のメディアにライブ配信した同日の行事で、メンバーたちは「1位だなんて信じられない」という言葉を繰り返した。

リーダーのRMは、「このような感想を語ることになる日が来るとは一度も思わなかった」とし、「昨日(米国時間では8月31日)未明から(順位発表を)待っていて、ニュースに接して驚いた。(メンバーたちと)一緒に練習室で叱られたこと、録音スタジオで互いに話し合っていたことなど、昔のことがたくさん頭をかすめた」と話した。ジンも、「(公式)発表が出る10、20分前に、RMがランキング写真を掲載して、『ああ、合成だね』と言ったのに、20分後に本物の写真が上がってきてとても嬉しかった」と語った。

1位の秘訣を尋ねると、RMは「基本的には音楽とパフォーマンスの力ではないかと思う。このほか、ビジネス的アプローチ、スタッフと記者の方々の努力などの対外的要素、(Dynamiteが)米国人にお馴染みの英語のディスコポップソングという点などが元気玉(漫画「ドラゴンボール」で孫悟空が地球や宇宙から集めた力を使う技)のように力を出したのではないかと思う」と説明した。メンバーたちは異口同音に、「すべてがア-ミ-のおかげだ。愛している」と伝えた。

メンバーたちは次の目標としてグラミー賞を名指した。シュガは「今年初めにグラミー賞の授賞式で(米国のラッパー・リル・ナズ・Xと)コラボ(共演)舞台を行ったが、今回は防弾のみの単独舞台をやるのが夢だ」と話した。RMは「グラミー候補の指名もいいが、さらに進んで賞も受賞できればと思う。私たちはさらに進む必要があるので、物理的目標も重要だ。また、いつかコロナが終息して、多くの方々をお招きして、屋外で大規模な公演を行うことが何よりも非現実的で、切実な夢に感じられる」と話した。

BTSは、年内にアルバムを出してコンサートも開く計画だ。ヴィは、「研修生時代から米国の大型授賞式とビルボードを検索してみたが、7年以内にやり遂げたこと自体が本当にすごくて、ア-ミ-の方々が作ってくださったことが死ぬまで長い間記憶に残るだろう」と話した。


イム・ヒユン記者 imi@donga.com