Go to contents

SKイノベーションの環境にやさしい紙面広告が話題

SKイノベーションの環境にやさしい紙面広告が話題

Posted August. 31, 2020 08:10,   

Updated August. 31, 2020 08:10

한국어

 

SKイノベーションの「エコを実践するインク節約」の紙面広告が、業界から注目を集めている。フルカラーで絵と文句を表現する既存の鮮明な紙面広告の代わりに、かすかな点と線で露出を最小化して、インクを90%以上節約しながらも没入感は高めたという。

30日、SKイノベーション側は、インク節約の紙面広告は、これに先立って会社が進めてきた環境にやさしい経営戦略を通じた成長「グリーンバランス2030」を企業PRキャンペーンに反映したものだと説明した。SKイノベーションのイム・スギル広報室長は、「露出の最大化という通常の方法ではなく、露出の最小化という逆転発想であり、キャンペーンに対する消費者の高い関心はエコの重要性がそれほど強調されるものだ」と語った。

SKイノベーションの映像広告も、白の背景に「画面が暗くなるほど、地球の明日は明るくなります」というフレーズで始まり、「It's time to Act」というメッセージと一緒に黒の背景の低電力モードに切り替えられる。続いて、SKイノベーションの電気自動車バッテリー、環境に配慮したエンジンオイル、環境に配慮した包装素材などが線でのみ表現されて、静かなバックグラウンドミュージックと一緒に没入感を高める。

今回の広告は、黒地の低電力モードの映像が電力消費量が少ないということに着目して制作された。実際SKイノベーションは、スリープモードでの消費電力減少量を確認するために、国家公認試験機関である(株)HCTに直接実験を依頼して、低電力モードが通常モードに比べて消費電力が30%減少するという実験結果を得た。

漢陽(ハンヤン)大学広告広報学科のシム・ソンウク教授は、「省電力モードを活用した企業PRキャンペーンは、環境に配慮するトレンドに合致する新たな試みだ」とし、「このようなブランド『アクティビズム(活動主義)』を通じて、ブランドで消費者とコミュニケーションしようとする企業が増えるだろう」と予想した。


許桐準 hungry@donga.com