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ウェブカメラやメモボードが人気、在宅勤務アイテムの売上が急成長

ウェブカメラやメモボードが人気、在宅勤務アイテムの売上が急成長

Posted August. 28, 2020 08:06,   

Updated August. 28, 2020 08:06

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新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けて在宅勤務体制に突入している企業が増えている中、在宅勤務と関連した様々なアイテムが人気を集めている。勤務に必要な事務用品、電子製品から姿勢矯正グッズ、コーヒー完成品など「賢明な在宅生活」を支援するアイテムまで、様々な商品が脚光を浴びている。

在宅勤務の拡大による売上成長が最も目立つ項目は電子製品だ。Gマーケットによると、先月24日から今月24日までの1カ月間、ウェブカメラとマイクの販売量が前年同期比でそれぞれ554%と90%が伸びた。在宅勤務をする会社員が増えたことで、ビデオ会議に使われる様々な電子製品の需要が大幅に伸びたと、Gマーケットは見ている。勤務に必要なコンピュータモニタやノートパソコン機器を購入する消費者も増えている。SSGドットコムによると、今月4日から25日までの3週間、ノートパソコンとPCモニタの売上高は、前年同期比でそれぞれ285.7%と106.7%が伸びた。

手慣れた勤務環境を自宅に移そうとする需要のために、事務用品と文房具の売上も上がっている。在宅勤務は、PCで作成した電子文書に基づいて行われることが多い。しかし、家の中の環境をオフィススペースのように飾るために、様々な什器を家に持ち込む消費者が増えている。

SSGドットコムによると、今月4日から25日までの文房用品の売上は45.7%伸びた。オフィスで頻繁に使われるボード製品(メモボード、黒板など)とファイルホルダーの売上が伸びたことが目立つ。同期間、ボード製品の販売量は27.6%、書類ファイルの販売量は24.4%伸びた。最近一ヶ月間のGマーケットの文具、事務用品の売上も14%伸びた。

在宅勤務によるストレスを低減する製品も脚光を浴びている。姿勢矯正グッズが代表的だ。今月4日から25日まで、SSGドットコムの姿勢矯正グッズの売上は、前年同期比176.3%伸びた。メモリーフォームクッションと背中や腰を支える姿勢矯正椅子、肩や腰に着用するベルトとバンド型用品などがこれに含まれる。

価格が数十万ウォンに達する高価製品も人気だ。椅子のシート上にクッションの代わりに使う機能性クッション「Xゲル」は、製品の価格帯が20万~60万ウォン台に達する。しかし、座式生活による腰痛、カメ首などを緩和すると口コミが広がり、今年の売上高が前年同期比50%伸びた。Xゲルの関係者は、「新型コロナのために在宅勤務が拡大して、自宅で使うために製品を購入する顧客が増えたものとみられる」と語った。

自宅で飲むことができるコーヒー製品の売上もぐんと伸びた。マーケットカーリーによると、新型コロナの拡大が激しかった今月16日から25日までの十日間、コーヒー製品の販売が64%も伸びた。包装さえはがせば、すぐに飲むことができるポーチ形製品が111%と最も大幅に伸びた。同期間、アメリカーノ、カフェラテなどの完成品の形の製品は18%、水で薄めて飲むコールドブリューの原液製品の販売は14%伸びた。


キム・ウンジ記者 eunji@donga.com