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三星電子株を買った個人投資家たちが145万人

三星電子株を買った個人投資家たちが145万人

Posted August. 26, 2020 09:46,   

Updated August. 26, 2020 09:46

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今年に入って個人投資家が増えたことで、三星(サムスン)電子の小口株主が約3倍に増えたことが分かった。

25日、三星電子の半期報告書によると、6月末現在、三星電子の株式を1%未満保有している小口株主は145万4373人だった。昨年末(56万8313人)の2.6倍に達する規模で、半年で88万6060人が増えた。

同期間、外国人と機関が三星電子の株式を大量に売った一方、個人たちはこの売り物量のほとんどを買い付けた。外国人は今年に入ってから6月末まで、三星電子の株式6兆7012億ウォン分を売り越しており、機関も1兆9943億ウォン分を売った。一方、個人は、三星電子を8兆3626億ウォン分買い越した。同期間、有価証券市場で個人が最も多く買い付けた銘柄は三星電子だった。

超低金利の基調により、市場での流動性が急増している中、不動産規制強化などで投資先を失った資金が株式市場に流れ込んで、国内の代表優良株に特に需要が集まったという分析が出ている。とある大手証券会社の関係者は、「預貯金等の金利が低い状況で、上半期に新型コロナの影響で株価が暴落すると、優良株の安値での買い付けを狙って新たな投資に乗り出した投資家が多かった」と説明した。

これにより、個人投資家たちが三星電子で行使する影響力も大きくなったと見られる。6月末基準で外国人の持分(55.0%)と筆頭株主の持分(21.2%)、国民年金の持分(11.1%)などを除いた三星電子における他の機関と個人保有持分は12.7%だった。同じ基準で算出した昨年末基準の残りの株式(11.4%)より1.3%ポイント高い。


キム・ジャヒョン記者 zion37@donga.com