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「不動産租税抵抗」 ソウル都心でろうそく集会

「不動産租税抵抗」 ソウル都心でろうそく集会

Posted July. 27, 2020 08:15,   

Updated July. 27, 2020 08:15

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「現政府が賃貸事業を勧誘しておいて、今になって罪人扱いしています!」(40代女性の賃貸事業者Aさん)

25日、ソウル都心で政府の不動産政策に抗議する週末集会が開かれ、市民5000人(集会側推算)が参加した。先週末、500人ほど集まったこの集会は、1週間で参加人数が10倍近く増えた。

同日午後7時頃、中区清渓川路(チュング・チョンゲチョンロ)の預金保険公社前で開かれた「不動産規制政策反対・租税抵抗ろうそく集会」の参加者は、清渓川の南側170メートルの道路や歩道を埋め尽くした。「二人の子供の母親であり、普通の会社員」と自分を紹介したAさんは、「子供に重荷になるのが嫌で、老後に備えたいと思って賃貸事業を開始した」とし、「2018年は私たち(賃貸事業者)を愛国者だと煽てておいて、2020年は投機家扱いする」と憤りを爆発させた。

集会では、「6・17遡及適用に反対」「悪徳増税を中止しろ」など、政府の賃貸事業政策変化に抗議する内容のプラカードがかなり目立った。6・17規制遡及適用被害者の会などのインターネットコミュニティの会員などの参加者は、皆ろうそくを手に持ったままスローガンを叫んだ。主催側は、「同じ政府が賃貸事業方針を無作為に変えることに失望した人たちが多く出てきた」と主張した。

生涯初めて集会に参加したという市民も少なくなかった。キム某さん(55)は、「最近、不動産対策発表後、悔しさで眠れない」とし、「実居住する家一軒のほか、政府が勧誘した賃貸事業をしようと思って、さらに一軒購入したが、税金爆弾に見舞われた。一所懸命に生きながら政府施策に従ったのに、なぜこれが罪になるのか」と反問した。

また、別の参加者のBさんは、一時的に多住宅者になって、税金爆弾に見舞われたと悔しさを訴えた。Bさんは、「引越しをするために、6月初めに売買契約をして10月に残金を払うことにした。ところが契約者になんと12%の取得税を課すという対策が出た」とし、「一時的多住宅者なのに、2300万ウォンだった取得税が、急に1億1000万ウォンになった」と主張した。

同日の集会では、「文在寅(ムン・ジェイン)の席」と書いた紙を貼ったオフィスチェアに向かって靴を投げるパフォーマンスも行われた。16日、国会で文在寅大統領に向かって靴を投げたチョン氏(57)も現場に参加した。参加者は「経済を潰した」という司会者の掛け声に合わせて靴を演壇に設けられた椅子に投げた。


シン・ジファン記者 jhshin93@donga.com