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セントルイスの金広鉉、今季開幕はクローザーで迎える

セントルイスの金広鉉、今季開幕はクローザーで迎える

Posted July. 22, 2020 08:30,   

Updated July. 22, 2020 08:30

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2017年11月12日、ソウル蚕室(チャムシル)球場で行われたプロ野球韓国シリーズ第6戦。SKと斗山(トゥサン)が4-4同点の13回表に、ハン・ドンミンのソロ本塁打で5-4と勝ち越すと、SKのトレイ・ヒルマン監督は、エース金広鉉(キム・グァンヒョン=写真)を抑えに起用した。金広鉉は斗山打線を三者凡退で封じ込め、8年ぶりの優勝を決めるセーブを記録した。

この試合までに金広鉉がセーブを記録したのは2010年に優勝を決めた韓国シリーズ第4戦が最後だった。金広鉉は胴上げを受けて、この2試合を除けば、KBOリーグでセーブを記録したことがない。

しかし、メジャーリーグではセーブを挙げる金広鉉を頻繁に見かけることになるかもしれない。セントルイス・カージナルスのマイク・シルト監督が21日、「金広鉉は抑えで2020年の開幕を迎える」と発表したからだ。セントルイスは、もともとジョーダン・ヒックスに抑えを任せる予定だったが、新型コロナウィルス感染症を理由に今季不参加を表明し、新しい抑え投手を探していた。

シルト監督は、「金広鉉は経験豊富な投手だ。四球が少なく、ゴロを打たせる割合が高い。また左打ちと右打ちのどちらにも強みを持っている。肩を作る時間も大変短い。これらの要素を総合し、金広鉉に抑え投手の仕事を任せることを決定した」と話した。金広鉉の代わりにカルロス・マルティネスが先発ローテ5番手に入り、結果的に二人は仕事をバーターした格好となった。右腕のマルティネスは2017年から3年連続で二桁勝利を記録した先発投手だったが、肩に痛みを訴え、2018年にリリーフに転身。昨季はチームの抑え投手として4勝2敗24セーブを記録した。


黃奎引 kini@donga.com