ロナウドが史上初！ ＥＰＬ、スペイン、セリアで５０得点以上達成

「得点マシーン」クリスティアーノ・ロナウド（３５＝ユベントス）がイングランドとスペイン、イタリアのトップリーグでいずれも５０得点以上を記録した史上初の選手になった。

ロナウドは２１日、イタリア・トリノにある本拠地アリアンツ・スタジアムで行われたラツィオとの今季セリエＡ第３４節で２ゴールを決め、ユベントスの２－１勝利をけん引した。後半６分にＰＫで先制点を決めたロナウドは、３分後のカウンター攻撃でチームメイト、パウロ・ディバラのパスを受けて左足で押し込み、決勝ゴールを奪った。

この日、複数ゴールを記録したロナウドにとって、セリエＡ通算５１得点目に到達した。スポーツデータの解析・サービスを専門とするＯｐｔａ（オプタ）によると、マンチェスター・ユナイテッド所属（２００３～２００９年）でイングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）で通算８４得点、レアル・マドリード所属（２００９～２０１８年）でスペインのリーガ・エスパニョーラ通算３１１得点を記録したロナウドは、史上初めてイングランドとスペイン、イタリアのトップリーグで、それぞれ５０得点以上に到達した選手になった。またロナウドはセリエＡ６０試合で５０ゴールを記録し、ＡＣミランの「無欠点ストライカー」と呼ばれたアンドリー・シェブチェンコ（６８試合＝引退）を抜いて最速での５０ゴールを達成した。

イタリアのサッカー専門メディア「フットボール・イタリア」によると、ロナウドは欧州５大リーグ（スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランス）のうち３大リーグで５０ゴールを達成した２人目の選手になったという。先にイタリアのＡＳローマのＦＷだったエディン・ジェコ（３４）がドイツ・ブンデスリーガ６８ゴール）とＥＰＬ（５０ゴール）、セリエＡ（７７ゴール）でそれぞれ５０ゴール以上を記録した。

ロナウドは、「自分が樹立した記録よりも重要なのはチームの勝利だ。リーグの残り４試合でユベントスの優勝のために最善を尽くしたい」と話した。２１日現在、リーグ首位のユベントスは勝ち点８０（２５勝５分４敗）で２位インテル・ミラノ（勝ち点７２＝２１勝９分４敗）との勝ち点差を８まで広げている。

今季のロナウドの目標の一つは初のセリエＡ得点王になることだ。セリエＡでの初シーズンだった昨季は２１ゴールで得点ランキング４位だった。この日２ゴールを記録したロナウドは、今季セリエＡで３０得点を挙げ、ラツィオのストライカー、チーロ・インモービレと首位に並んだ。先にイングランドとスペインで得点王を経験しているロナウドは、「チームの勝利のために頑張れば、得点王のタイトルも自然とついてくるだろう」と語った。


鄭允喆 trigger@donga.com