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孫興民が個人賞を独占、クラブ内表彰式で2年連続「年間最優秀選手賞」受賞

孫興民が個人賞を独占、クラブ内表彰式で2年連続「年間最優秀選手賞」受賞

Posted July. 21, 2020 07:48,   

Updated July. 21, 2020 07:48

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「スーパーソニー」孫興民(ソン・フンミン=28)が2年連続でトッテナム・ホットスパー最高の人気スターに選ばれた。

イングランド・プレミアリーグ(EPL)のトッテナムは20日、ロンドンにあるトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたマンチェスター・シティとのリーグ戦第37節を終えた後、シーズンを決算するクラブ内表彰式を行った。この試合はトッテナムの今季最後のホームゲームだった。

主人公は、自身のシーズン最多得点関与数(18ゴール、12アシスト)、アジア選手初のEPLシーズン公式戦10ゴール、10アシスト(リーグ戦は11ゴール10アシスト)を達成し、トッテナムのエースとして仕事を全うした孫興民だった。

孫興民はトッテナムのメンバーシップ会員による投票などで選出される「年間最優秀選手賞」、「年間ベストゴール賞」、「ジュニメンバー選出年間最優秀選手賞」、「公式サポーター選出年間最優秀選手賞」の4つの賞を独占した。トッテナムは投票者数と選手別の得票率は公開しなかった。

表彰式で、孫興民は「自分にとって今回の受賞は大変な実績だ。ファンの皆さんに心から感謝する」と感想を語った。孫興民は昨年12月のバーンリ戦で73メートルを疾走して相手選手8人を交わして決めたワンダーゴールで「年間ベストゴール賞」を受賞した。孫興民は、「今も寝る前にバーンリ戦のゴール映像をもう一度見たりしている。本当に美しいゴールで、運も味方したゴールだった」と話した。

新型コロナウィルス感染症の影響で試合は無観客で実施されたため、受賞の栄光をファンと一緒に分かち合うことができなかったことを残念に思った。孫興民は、「昨季は退場と共に懲戒処分を受けて試合には出れず、表彰式だけに参加した。それでも、ファンの皆さんが競技場を埋め尽くしてくれたので良かったけど…。今日は(自分は)試合に出れたのだが、競技場にファンがいないので悲しい」と話した。

孫興民は、昨季のクラブ内表彰式でも4つの賞を席巻した。

表彰式に先立って行われた試合では、トッテナムがレスターシティを3-0で下した。勝ち点を58(16勝10分11敗)に伸ばしたトッテナムはリーグ6位(20日現在)に順位を一つ上げた。先発出場した孫興民は、前半6分に右足シュートでゴールネットを揺らしたが、ボールが相手選手ジェームス・ジャスティンの足に当たってゴールに入ったため、ジャスティンのオウンゴールとして記録された。得点直後にEPLのホームぺージは、孫興民のゴールと表記したが、得点者を判定するEPLゴール承認パネルは、ゴール場面を再確認し、最終的にオウンゴールと判定した。孫興民は27日、シーズン最終戦クリスタル・パレスとのアウェーに臨む。


鄭允喆 trigger@donga.com