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韓国戦争の「英雄」白善燁将軍が死去、ハリス米駐韓大使が弔問

韓国戦争の「英雄」白善燁将軍が死去、ハリス米駐韓大使が弔問

Posted July. 13, 2020 08:05,   

Updated July. 13, 2020 08:06

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11日、ソウル峨山(アサン)病院に設けられた白善燁(ペク・ソンヨプ)将軍の葬儀場を訪れた米国のハリー・ハリス駐韓大使は、白氏の妻、ノ・インスク氏に自身の携帯電話に保存された写真を見せた。

 

ハリス氏が、2018年11月に開かれた白氏の白寿(99歳)を祝う会で、膝をついて白氏の手を握って挨拶する様子が写っていた。白氏は車椅子に座っていた。ハリス氏はノ氏に、「大使に赴任して間もなくして初めて白氏にお目にかかったが、あの時は健康だった。韓国の英雄がお亡くなりになり実に悲しい。この写真を(携帯電話に保存して)常に持っている」と述べた。

ハリス氏は芳名録に「米国を代表して白将軍の死に深い哀悼の意を表します。韓国の初の四つ星将軍であり、指導者、愛国者、闘士(fighter)、尊敬を受ける政治家だった。彼は現代の韓米同盟の構築に貢献した」と書いた。

ハリス氏は、公式ツイッターアカウントを通じて、「死を受けて心が痛い。白将軍は『祖国がなければ私もない』という言葉も残した。白将軍が懐かしい」と投稿した。

白氏を韓米同盟の象徴と考える米政府のムードを反映したように、前・現職当局者の追悼が続いた。ハリス氏の前任のマーク・リッパート前駐韓大使は、ハリス氏のツイッターの文と写真を自身の公式ツイッターアカウントに共有した。

ロバート・エイブラムス在韓米軍司令官も同日、声明で、「白将軍は心から懐かしむ英雄であり国家の宝」と強調した。そして、白氏について、「在韓米軍をよく訪れ、韓国と米国の兵士に韓国戦争と軍人としての経験について話した」とし、「今日の韓米同盟を具体化するうえで驚くべき貢献をした」と評価した。