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大会中止でゴーストタウン化したウィンブルドン、商人たちはため息

大会中止でゴーストタウン化したウィンブルドン、商人たちはため息

Posted July. 01, 2020 10:09,   

Updated July. 01, 2020 10:09

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「不気味な静けさが感じられる」

新型コロナウィルス感染症の影響でで中断されたテニスのウィンブルドン選手権の当初の開幕日だった先月29日。例年とは一変したロンドンのウィンブルドン会場、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ周辺の雰囲気を地元メディアは、こう伝えた。テニスの四大大会の一つウィンブルドンが1945年以降75年ぶりに中断され、地元経済の損失額が数百億ウォンに上る、との分析も出た。

英紙デイリーメールは、「ウィンブルドン、ゴーストタウン」と題した記事で、大会た中止となってから例年とは一変して閑散とした雰囲気の会場周辺の様子を伝えた。今年のウィンブルドン選手権は6月29日から7月12日までで開催される予定だった。

同紙は特に、周辺の商店に大きな被害が及んでいると報じた。オールイングランドテニスクラブ周辺でバーを運営するケリー・ダーフィー氏は、「大会を前後した3、4週間で年間収入の殆どを挙げていたのだが、今年は大会中止で約10万ポンド(約1億5000万ウォン)の損失が予想される」と話した。会場近くの有名な飲み屋など多くの商店が休業しており、一部のファッションモールも廃業したと伝えた同紙は、「大会中止で家を借りようとする人もいなくなり、不動産仲介業者も休業状態だ」とし、「地域経済の損失が数百億ウォンに上るだろう」と報じた。

反面、大会を主催するオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブは伝染病保健に加入し、大会中心に伴う損失保険金として1億ポンド(約1500億ウォン)が支払われるもようだ。同紙によるおt、しかし保険金の金額が予想収入の半額に過ぎなく、来年はこれさえも難しくなる状況だと言う。オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブのリチャード・ルイス代表は「来年に備えて今年加入した保険に加入するのは難しいと思う」と話した。

来年のウィンブルドン選手権は6月28日から7月11日にかけて開催される予定だ。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com