Go to contents

米国防長官「北の非核化で韓国と協力、北朝鮮は一生に一度の機会をつかまなければ」

米国防長官「北の非核化で韓国と協力、北朝鮮は一生に一度の機会をつかまなければ」

Posted June. 26, 2020 08:49,   

Updated June. 26, 2020 08:49

한국어

エスパー米国防長官は24日(現地時間)、最近の北朝鮮の脅威と関連して、「北朝鮮の悪い行動には補償しない」とし、「脅威になっている北朝鮮の最近の動きを注視している」と明らかにした。また、米国が同盟である韓国と共に北朝鮮の「最終的かつ完全に検証された非核化(FFVD)」に努力しているとし、「北朝鮮は一生に一度の機会をつかまなければならない」と主張した。

エスパー氏は同日、韓国戦争70年を機に東亜(トンア)日報との電子メールによる単独インタビューで、「(北朝鮮の)現存する脅威のため、持続的な備えが必要だ」との考えを示した。トランプ政権の国防長官が韓国の報道機関の単独インタビューを受けたのは初めて。

エスパー氏は、「北朝鮮の最近のレトリックと措置に隠された意図を推測しない」とし、「米国は外交努力に専念しているということを強調したい。一生一代の機会をつかまなければならないのは北朝鮮」と主張した。

 

米国防総省が推進しているインド太平洋戦略と関連してエスパー氏は、「インド太平洋地域で中国は国防総省の安全保障の優先順位を維持している」とし、「中国がインド太平洋地域で国際ルールと原則を投げ捨て、代案を見出そうとすることは、私たちが『強大国覇権競争の新時代』に入ったことを明確にする」と強調した。

 

中国が反発している高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の配備と関連しては、中国ではなく北朝鮮に対応する兵器システムということを明確にし、「中国はTHAADに反対するのではなく、自分たちの怒りの矛先を不安定性の原因である北朝鮮に向けなければならない」と忠告をした。そして、「韓米はTHAAD配備のすべての面で調整を続ける」と明らかにした。

韓米の在韓米軍駐留経費負担交渉については、「大統領は裕福な同盟国の公平な負担を期待すると一貫して明らかにしてきた」とし、負担増額を求める従来の立場を再確認した。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com