Go to contents

ホログラムを使った車のナンバープレート、偽造・変造防止で来月導入

ホログラムを使った車のナンバープレート、偽造・変造防止で来月導入

Posted June. 22, 2020 08:34,   

Updated June. 22, 2020 08:35

한국어

来月1日から、光の反射率を高めた新素材を適用した8桁の反射フィルム式の車のナンバープレートが導入される。太極模様と韓国の英語省略である「KOR」、偽造・変造防止ホログラムのデザインも追加される。

国土交通部(国土部)は21日、昨年9月から自動車番号の体系を既存の7桁から8桁に見直したのに続き、7月1日からは、反射フィルム式ナンバープレートを追加導入すると明らかにした。既存のナンバープレートは、塗料式でのみ登録が可能だった。

新たに導入される反射フィルム式ナンバープレートは、白地に左に青色系の色を加味した。左上には太極文様、中には偽変造防止ホログラムである国のシンボルエンブレム、下段には韓国の英語表記である「KOREA」を縮めた「KOR」が入れられる。国土部は、「模倣が難しいデザイン要素を備え、無登録車とテポチャ(名義が移転されていない中古自動車)など、ナンバープレートの偽造・変造に起因する問題を予防するのに役立つだろう」と明らかにした。

新しいナンバープレートには、再帰反射式フィルムも取り付けられる。再帰反射とは、自動車のヘッドライトからの光がナンバープレートに触れると、ドライバーに反射してナンバープレートを容易に認識できる方式で、夜間でも目によくとまり、交通事故の防止に有効だ。

新しいナンバープレートは、新車だけでなく、既存の7桁のナンバープレートの所有者も車両登録事業所を訪れて交換できる。8桁の塗料式ナンバープレートの所有者も、番号を変更せずにフィルム式に交換できる。


柳原模 onemore@donga.com