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バングラデシュから入国した8人が感染判定、すでに全国に散らばった

バングラデシュから入国した8人が感染判定、すでに全国に散らばった

Posted June. 20, 2020 08:29,   

Updated June. 20, 2020 08:29

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バングラデシュから同じ飛行機で入国した8人が、集団で新型コロナウイルス感染症の感染判定を受けた。同乗客の中から追加感染者が出る可能性が高く、拡大の引き金になる恐れが高まっている。

19日、防疫当局によると、18日にバングラデシュの首都ダッカから大韓(テハン)航空に乗って仁川(インチョン)空港に来た韓国人1人とバングラデシュ人7人が、済州(チェジュ)をはじめ全国各地に散らばった後、新型コロナウイルスの感染判定を受けた。このうち留学生3人は、仁川空港から金浦(キムポ)空港に行った後、再び済州まで移動して、接触範囲が広い。仁川、京畿(キョンギ)、全北(チョンブク)からもこの飛行機発の感染者が出た。284人を乗せることができる該当飛行機の搭乗者の中にはまだ診断テストを受けていない人々がおり、追加感染者が出るとみられる。

感染者8人の感染経路は確認されなかった。防疫当局は、機内感染よりは、すでに現地で感染したと見ている。バングラデシュの累積感染者は、18日基準で9万4481人で、10万人に迫っている。

19日0時基準の新型コロナウイルスの新規感染者49人のうち、海外からの流入感染者は17人だ。生活防疫への切り替え以降、最も高い数値だ。流入国別では、中国以外のアジアが14人、米国が2人、アフリカが1人で、アジアの割合が絶大的だ。特に、バングラデシュをはじめ、外国人労働者たちがたくさん来る国で感染事例が増えている。しばらくの間、一桁にとどまっていた海外流入感染者は、11日以降、連日二桁を記録している。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com