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韓半島平和交渉本部長が訪米、米高官と「北朝鮮対応」協議

韓半島平和交渉本部長が訪米、米高官と「北朝鮮対応」協議

Posted June. 20, 2020 08:08,   

Updated June. 20, 2020 08:08

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米国を訪問した李度勳(イ・ドフン)韓国外交部韓半島平和交渉本部長が18日(現地時間)、米政府で北朝鮮担当特別代表も務めるスティーブン・ビーガン国務副長官に会って、韓半島状況に関する対応策を話し合った。

17日にワシントンに到着した李氏は、国務省庁舎ではなく外部でビーガン氏ら米政権の人々に会ったという。韓米の北朝鮮核問題交渉の首席代表である李氏とビーガン氏が会ったのは1月以来5ヵ月ぶりで、北朝鮮が開城(ケソン)南北共同連絡事務所を爆破して軍事行動を予告した後に行われた、韓米高官の公式の初の会合だ。特に、南北協力事業や韓米作業部会の運用について話し合われたのかも注目される。北朝鮮が金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長の対南非難談話で、南北関係断絶の理由として、経済協力措置の対北制裁違反の有無を議論する韓米作業部会を指摘した中、与党からは韓米作業部会の役割に再調整が必要だという声が続いている。

一部では、制裁緩和と韓国の北朝鮮に対する独自支援の問題が協議のテーブルにのせられたという観測も流れている。読売新聞は19日、日米韓協議筋を引用して、「李氏は、情勢が緊迫していると訴え、対北朝鮮経済制裁の緩和を了承するよう説得する見通し」とし、「協議が不調に終わった場合、韓国は単独で対北支援を行うことを検討することになる」と報じた。しかし、これに対して外交部関係者は「推測報道」と線を引いた。


姜聲煇 yolo@donga.com