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「泣くなトンズ」の続編「復活」を来月公開

「泣くなトンズ」の続編「復活」を来月公開

Posted June. 18, 2020 08:21,   

Updated June. 18, 2020 08:21

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故李泰錫(イ・テソク)神父の人生を描いたドキュメンタリー映画「泣くなトンズ」の続編が、来月観客に訪れる。李泰錫財団は、「泣くなトンズ」の後続映画「復活」を来月公開すると、17日明らかにした。2010年に公開した「泣くなトンズ」は、48歳で大腸がんの闘病の末に亡くなった李泰錫神父が、生前に南スーダンのトンズで宣教師、医師、教師、音楽家として献身的な活動を繰り広げた姿を描いた。国内公開で観客約44万人を集め、献身的で実践的な李神父の人生は、宗教を離れて多くの視聴者に響きを与えた。

「復活」は、李神父の死亡から10年後、彼の教え子たちを探す内容だ。南スーダンとエチオピアを行き来しながら、教え子70人に会った。記者、医師・薬剤師・公務員など職業はさまざまだが、彼らは皆、生前の李神父のように共同体のための人生を生きている。李神父が招待して韓国に留学に来たトンズの若者トーマス・タバン・アコト氏とジョン・マイエンヌ・ルーベン氏は、医学生に成長して、二人とも医師試験に合格し、韓国国内でインターンシップで勤務中だ。李神父が作ったブラスバンドのメンバーとして活躍していたアスンタ・アジョーク氏は昨年、梨花(イファ)女子大学化学新素材工学科を卒業して、彼の意思を実践する人生を夢見ている。

映画は、李神父が残した愛と献身の人生が、教え子たちを通して希望として復活する過程を紹介し、真の幸福の価値とリーダーシップも提示する。2010年に「泣くなトンズ」を作ったKBS出身のク・スファン監督の作品だ。ク監督は、李神父の実兄イ・テヨン神父が昨年他界後、李泰錫財団の2代目の理事長を務めている。


李?? baltika7@donga.com