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テーピングを外した孫興民、復帰に向けて本格始動

テーピングを外した孫興民、復帰に向けて本格始動

Posted June. 18, 2020 08:22,   

Updated June. 18, 2020 08:22

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孫興民(ソン・フンミン)の足に問題発生か。

13日、イングランド・プレミアリーグ(EPL)のトッテナム・ホットスパーがインスタグラムんに投稿した孫興民(28)の写真には、ファンの心配するコメントが付けられた。ノリッジ・シティとの練習試合に出場した孫興民の左太ももにテーピングをしていたからだ。クラブ側が孫興民の身体の状態について取り立てた説明をしなかったため、負傷したのではないかとも憶測された。

しかし、トッテナムが17日に公開した映像などで、孫興民はテーピングをしない状態でシュート練習などをこなしていた。英国メディアのフットボールロンドンは、「孫興民はテーピングなしで全てのトレーニングをこなした。負傷説は事実でない」と報じた。ソン・ジュンソプ江南(カンナム)エスジェイ病院長(元韓国代表チーム主治医)は、「選手たちは未然に負傷を予防するために、もしくは若干の痛み(打撲傷)がある時にもテーピングをすることがある」と話した。

孫興民は20日午前4時15分(韓国時間)、ロンドンで行われるマンチェスター・ユナイテッドとのリーグ戦を控えている。今年2月のアストン・ヴィラ戦で右腕を骨折したのに続き、新型コロナウィルス感染症の影響でリーグが中断され試合を消化できなくなった孫興民は、約4ヵ月ぶりのグラウンド復帰を控えている。

2018年ロシアワールドかプでフィジカルコーチとして孫興民など韓国代表選手たちの体力管理を務めたイ・ジェホン氏(現インドネシア代表チームのフィジカルコーチ)は、「休養とリハビリに続き、基礎軍事訓練を受けた孫興民は、瞬間的に爆発的なスピードを出す練習などを、いつものようにはこなせなかったと思う。それに、反復スプリントのための身体回復能力も落ちている可能性があり、トッテナムのコーチ陣が時間を調整している可能性もある」との見方を示した。

英メディアは、孫興民をトッテナムのエースに挙げ、復帰に期待感を示している。テレグラフは、現時点での今季最高選手20人に孫興民(15位)を含ませ、「孫興民は疲れを知らない賢い選手」と評価した。英メディアのギブミースポーツも、孫興民をトッテナム最高の選手に挙げ、「トッテナムが振るわない(リーグ8位)中でも闘志溢れるプレイでチームを引っ張っている」と褒め称えた。


鄭允喆 trigger@donga.com