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文大統領、「南北が自らできる事業を実践」と経済協力に意欲

文大統領、「南北が自らできる事業を実践」と経済協力に意欲

Posted June. 16, 2020 08:19,   

Updated June. 16, 2020 08:19

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が15日、「私と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が8000万の民族の前でした韓半島の平和の約束を後戻しすることはできない」とし、「南と北が共に突破口を見出す時が来た。もはや状況が良くなることをただ待つことはできない」と述べた。北朝鮮が軍事行動を予告したにもかかわらず、積極的な南北経済協力を通じて制裁緩和の効果を出す狙いがあるとみられる。

文大統領は同日、大統領府で開かれた首席・補佐官会議で、「韓半島の運命の主人らしく、南と北が自ら決定し推進できる事業を探して実践していくことを望む。国際社会の同意を得ていく努力もしていく」と述べた。文大統領が、北朝鮮へのメッセージを出したのは、先月10日の就任3年目の特別演説以来。北朝鮮に対する制裁緩和による南北鉄道の連結、開城(ケソン)工業団地および金剛山(クムガンサン)観光の再開に乗り出すということだ。文大統領はさらに、「南と北は楽観的信念を持って民族和解と平和統一の道にゆっくりでも一歩ずつ進まなければならない」とし、「北朝鮮も、意思疎通を断絶して緊張を作り、過去の対決時代に戻そうとしてはならない」と強調した。また、「韓半島情勢を画期的に転換しようとした金委員長の決断と努力をよく知っている」とし、「期待ほど米朝関係と南北関係が進展していないことに対して、私も非常に残念に思っている」と述べた。

しかし、北朝鮮は同日も韓国に対して批判を続けた。労働新聞は、「革命強軍は激昂するだけ激昂した人民の恨みを解く断固たる行動を開始する」とし、軍事的挑発が迫っていることを示唆した。


韓相準 alwaysj@donga.com · 黃仁贊 hic@donga.com