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延尚昊監督と林常樹監督が3度目のカンヌ「レッドカーペット」

延尚昊監督と林常樹監督が3度目のカンヌ「レッドカーペット」

Posted June. 05, 2020 09:45,   

Updated June. 05, 2020 09:45

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延尚昊(ヨン・サンス)監督の新作「半島」と林常樹(イム・サンス)監督の「ヘブン:幸せの国へ」(仮題)がフランスのカンヌ国際映画祭に招待された。今年のカンヌ映画祭は、新型コロナウイルス感染症の大流行で事実上キャンセルされたが、カンヌ映画祭側は3日(現地時間)、公式招請作56本を発表した。公式招請作はコンペティション部門、非競争部門(ミッドナイトスクリーニング)に分けなかった。

延監督の「半島」は、「釜山(プサン)行き」(2016年)の続編で、釜山行き以降、4年後に廃墟となった地でゾンビと最後の死闘を繰り広げる人々の物語を盛り込んだ。カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョンが主演を務め、夏の劇場での公開を準備している。林監督の「ヘブン:幸せの国へ」は、偶然に出会った二人の男(チェ・ミンシク、パク・ヘイル)が人生の最後の幸せを見つけるために特別な旅に出たことで繰り広げられる出来事を描いた。

延監督は、アニメ「豚の王」(2011年)と「釜山行き」で二度カンヌ映画祭に招請を受けたことがある。林監督も、「メイド」(2010年)と「お金の味」(2012年)で二度カンヌのレッドカーペットを踏んだ。

このほか、ウェス・アンダーソン監督の「フレンチディスパッチ」、フランソワ・オゾン監督の「85年の夏」などが公式招請作に含まれた。カンヌ映画祭側は、今年の招待作の中からパルムドールや監督賞、脚本賞などの受賞作を選ばない。その代わりに、これらの映画が公開されたり、フィルムマーケットで取引される時、「Cannes2020(カンヌ2020)」というフレーズと一緒にカンヌの象徴であるシュロの葉を使用できるようにした。公式招請作56本は、今年下半期にベネチア映画祭、ベルリン映画祭、釜山国際映画祭が予定通りに開催されれば、これらの映画祭で披露する予定だ。

今年のカンヌ映画祭には、新型コロナウイルス事態にも拘わらず2067本が出品された。応募作品が2000本を超えたのは、カンヌ映画祭史上初めてだ。カンヌ映画祭は当初、先月12〜23日に開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの拡散により授賞式を取り消した。今年の審査委員長に委嘱された米国のスパイク・リー監督は、来年のカンヌ映画祭の審査委員長として再び活動することになる。


李?? baltika7@donga.com