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現代自のネクソ、東南アジア市場に初参入

現代自のネクソ、東南アジア市場に初参入

Posted May. 29, 2019 09:34,   

Updated May. 29, 2019 09:34

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現代(ヒョンデ)自動車の水素電気自動車ネクソが、マレーシア・エネルギー公企業のエコ運行車両に試験的に選ばれ、東南アジア市場に初めて進出した。

現代自は28日、マレーシア東部のクチンで行われた東南アジア初の水素ステーションの開所式で、「サラワクエネルギー」にネクソ2台を提供したと明らかにした。その前日(現地時間)に開かれた行事では、イ・ヨンソク現代自アジア太平洋圏域販売室長(常務)、アバン・ジョハリ・オペン・サラワク州知事、シャルビニ・スハイリ・サラワクエネルギー最高経営責任者(CEO)などが出席した。

サラワクエネルギーは、地域内の交通・輸送分野の革新のために、水素の生産設備と充電所などを構築する事業を進めている。最初の水素ステーションを設置後、試験運行車両としてネクソを選んだのだ。スハイリCEOは、「ネクソの安全性と長い走行距離(1回の充電で約600キロ)を考慮して試験運行車両に選んだ」と説明した。

ネクソは今年、5ヶ月ぶりにグローバル販売台数で1000台を突破した。すでに昨年の年間販売台数(949台)を超えている。ネクソは、米自動車専門メディア・ウォーズオートから「2019世界10大エンジン」に選ばれ、最近では英自動車専門誌オートカーが行った「2019オートカーアワード」で「ゲームチェンジャー」車に名を連ねた。

現代自の関係者は、「マレーシアを皮切りに、東南アジアで水素電気自動車の普及規模を拡大する予定だ」と語った。


チ・ミング記者 warum@donga.com