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安倍夫人がSNS更新ストップ、「無責任」と批判の声

安倍夫人がSNS更新ストップ、「無責任」と批判の声

Posted April. 10, 2017 08:44,   

Updated April. 10, 2017 08:47

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安倍晋三首相の妻の昭恵さんが、いわゆる「昭恵スキャンダル」後、熱心だったソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)の更新を止め、「説明責任を果たしていない」という批判を受けている。

昭恵さんは以前、ほとんど毎日のようにフェイスブックを通じて国民と意思疎通してきた。活発な更新のおかげで昭恵さんのフォロアーは現在13万人にのぼる。しかし、スキャンダルの中心人物である森友学園の篭池(かごいけ)泰典前理事長が国会で証人喚問された先月23日、フェイスブックに釈明をした後、2週間以上、更新が止まっている。

毎日新聞は8日、2週間前の投稿は、言葉や記入方式から、直接書いたのではないという指摘があると伝えた。該当の投稿では、「100万円の寄付金を渡したことも、講演料を頂いたこともありません」と書かれているが、普段と違って文頭を1字空け、日付の表記も元号(平成29年)を使用していたという。

東京工業大学の西田亮介准教授は、同紙に、「これまでは結果的に、安倍首相や安倍政権のイメージアップに働いてきた」としたが、今回初めて、「政権を揺るがしかねない存在となった」とし、周囲から「ストップをかけられていると考えるのが自然」と推測した。そして、「『首相夫人』という立場で人に会い、SNSで発信してきたのだから、きちんと説明すべき」と指摘した。

昭恵さんは、自分が名誉校長だった学校法人「森友学園」の国有地売却に関わったという疑惑を受けている。安倍首相夫妻は、森友学園と親しくなく、首相夫人の活動は公人ではなく私人として行われると説明している。しかし、昭恵さんが森友学園に巨額の寄付金を渡したという証言が出ているうえ、外部活動をする際に公務員を同行させていたことが明らかになり、世論が悪化している。



徐永娥 sya@donga.com