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女性家族部長官「旧日本軍慰安婦資料のユネスコ記憶の遺産登録を推進」

女性家族部長官「旧日本軍慰安婦資料のユネスコ記憶の遺産登録を推進」

Posted March. 11, 2015 07:22,   

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「日本軍慰安婦被害者問題は必ず解決すべき課題です。このため、日本政府に求めているのは三つです。慰安婦の存在を『認め』、それについて『謝罪』し、そのような過ちが繰り返されないよう『教育』することです」

米ニューヨークの国連本部で行われている「第59回国連婦人の地位委員会(CSW)」会議(9〜20日)に韓国代表として出席中の金姫廷(キム・ヒジョン)女性家族部長官(写真)は9日、ニューヨーク特派員たちとの懇談会でこのように述べた。さらに金長官は、「ユネスコ記憶遺産は誇らしい歴史遺産だけでなく、ユダヤ人ホロコーストや米国奴隷制度のように、繰り返してはいけない歴史的事実も登録している」とし、「このような観点から、日本軍慰安婦関連の資料も記憶遺産に登録されるよう、積極的に推進する」と述べた。

金長官は同日午後の基調演説でも、「これまで女性に対する暴力の根絶と関連し、世界的に多くの発展と成果があった。しかし、第二次世界大戦当時に強制動員された『慰安婦』問題をはじめ、世界のいたる所で依然として女性と子どもに対する暴力が発生している」と指摘した。そして、「過去の過ちを正確に解明し、悲劇的な歴史が二度と繰り返されないよう、次世代を教育することで、平和な未来を共に切り開いていかなければならない」と強調した。