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アフリカへ輸出される韓国産乳牛の精液

Posted June. 04, 2014 03:28,   

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形質の優秀な国内産乳牛の精液が東アフリカ諸国に輸出される。

農協中央会乳牛改良事業所は最近、社団法人グッドファーマーズと「海外酪農開発協力および韓国産乳牛精液輸出に向けた了解覚書」を締結したと、3日、発表した。乳牛改良事業所は、早ければ来月、ウガンダを皮切りにケニア、エチオピア、タンザニアなど、東アフリカ諸国に国産乳牛の精液を輸出する計画だ。グッド・ファーマーズは国家援助事業の一環として当地に専門家を派遣し、国産乳牛を活用して優秀な交雑種を生産する案を伝授する予定だ。

東アフリカ諸国では乳牛改良技術が発達していない。土着牛の1日の牛乳生産量は韓国産乳牛(約30リットル)の4〜6%(1.2〜1.7リットル)に過ぎない。しかし、当地で韓国産乳牛の精液を活用した人工授精で交雑種を作ると、1日の乳牛生産量は10リットル前後へ増える。

オ・チャンロク乳牛改良事業所長は、「東アフリカ諸国の人口は約2億人であり、経済成長率が年5〜7%に達して牛乳の消費が急増している」とし、「韓国の優秀な技術力を土台に当地の牛乳生産量の拡大に貢献したい」と話した。