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「原発反対」「TPP反対」 安倍昭恵夫人の反乱

「原発反対」「TPP反対」 安倍昭恵夫人の反乱

Posted December. 10, 2013 10:30,   

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「最近の2度の選挙で圧勝した安倍晋三首相に、議会内の反対勢力は殆どない。彼の最大の批評家は東京の裏路地で小さな居酒屋を経営している」

米紙ウォールストリートが、昭恵夫人のインタビュー掲載し、「家庭内野党」としての昭恵夫人の真面目を重点的に紹介した。

安倍氏の首相就任以来、昭江夫人が外国メディアのインタビューに応じたのは初めて。昭恵夫人は、インタビューで「再び(原発)事故が起こらないとも限らない」とし、原発再稼働政策を展開している夫を批判した。また、「工業製品みたいに農業をしないでもらいたい」と言い、環太平洋経済連携協定(TPP)参加への反対意見を明確にした

同紙は、昭恵夫人が安倍首相と異なる主張をするのは、今回が初めてではないと書いた。安倍首相がフランスなど欧州を相手に原発輸出外交に取り組んでいた今年6月、昭恵夫人は、とある講演会で自分のことを「家庭内野党」と名乗り、「私は原発に反対する。(首相が)外国に出て原発を売ろうとしているのは、心が痛い」と話した。最近は、福島原発事故後、避難区域に残された牛の死骸の写真を撮って、自身のフェイスブック上で紹介している。

同紙によると、日本を訪問したバイデン米副大統領が夫に韓国との関係改善を促していた今月3日、昭恵夫人は、東京の韓国文化院で開かれた韓日児童作品交流展の表彰式に参加し、「私は子どもたちが日韓の未来をつくっていってくれると信じている」と演説したという。昭恵夫人が今年9月に東京で開かれた韓日交流イベントに参加したが、この行動を問題視しt反対勢力から「国益を損ねる」と批判されたこともあるという。

昭恵夫人について、一部のメディアは安倍首相の支持率を支える秘密兵器と呼んでいるという。さらに昭恵夫人は、安倍首相のイメージが極端的にならないようにする緩衝材の役割を果たしているという、政治評論家の分析も伝えた。

昭恵夫人は、居酒屋開業に関連して、安倍首相が「勤務中に酒を飲まない」「1年以内に収益が出なければ辞める」という二つの条件付きで認めてもらったと話を紹介した。収支に関する質問に、昭恵夫人は、「撮りあえずぎりぎりで」と答えた。