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兵役逃れ事件、警察が捜査範囲を全国に拡大へ

兵役逃れ事件、警察が捜査範囲を全国に拡大へ

Posted September. 21, 2009 08:49,   

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兵役逃れ事件がソウルや京畿道(キョンギド)などで相次いで発生したことを受け、警察が兵役逃れ事件を全国に拡大する方針を決めた。

警察庁は20日、「兵務庁と協力して、最近、兵役免除判定を受けた人々を対象に捜査を拡大し、スポーツ選手などが含まれていることから、著名人が類似の犯罪を犯していないかなどを徹底捜査する」と明らかにした。集中取り締まりの対象になるのは、△故意な身体損傷行為、△小便にたんぱく質を混ぜて疾病判定を受けた行為、△疾病に感染した他人の診断書を提出する行為などだ。

ソウル地方警察庁の広域捜査隊は、同日、患者をすり替える手口で現役入営対象者を公益勤務要員にした疑い(兵役法違反など)で、ブローカーのユン某容疑者(31)と自分の発作性心不全症を利用し、依頼人名義の診断書を偽で発給してもらった金某容疑者(26)、ユン容疑者に兵役減免を依頼したカーレーサーの金某容疑者(26)の3人を拘束した。広域捜査隊はまた、ユン容疑者の事務所で有名歌手の名前と住民番号が書かれたメモが見つかったことに関連して、ユン容疑者が「まったく知らないことだ」と供述していることから、このメモの目的などについてさらに捜査を進める方針だ。

一方、不要な肩の脱臼手術の後、兵役減免もしくは免除を受けた兵役忌避者の数は、引き続き増えている。京畿道の一山(イルサン)警察署は同日、「兵役逃れを図った疑いが持たれる手術患者203人のうち、これまで92人を調べた結果、49人が兵役逃れの容疑があることが確認した」と明らかにした。警察は容疑が明るみになった兵役忌避者の全員に対して拘束令状を申請することを検討している。



firedy@donga.com