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韓国女子ゴルフ「最強」のシン・ジエ、全米女子オープンに参戦

韓国女子ゴルフ「最強」のシン・ジエ、全米女子オープンに参戦

Posted June. 27, 2007 03:12,   

受話器の向こうから聞こえてくる声は、普段より活気に満ちていた。長い飛行時間と時差で疲れているはずなのに、最高の舞台を初めて踏むことへの期待は大きかった。

韓国女子プロゴルフ(KLPGA)の「最強」シン・ジエ(19、ハイマート)。先週、国内大会3連勝の大記録を立てたシン・ジエが28日夜、米ノースカロライナ州のパインニードルロッジ&GC(パー71)で開幕する今季メジャー第3戦の全米女子オープンに参戦する。1946年からの歴史を誇る、女子ゴルファーなら誰でも出場を夢見る同大会にシン・ジエは昨年、国内賞金王の資格で招かれた。

25日、仁川(インチョン)空港を出発し、17時間後にサードンパインス空港に到着したシン・ジエは、出場選手に提供されたレクサスLS460の乗用車に乗り込んで、会場に移動し、選手登録を終えた後、26日には練習ラウンドを回りながらコースを下見した。

「パー71に全長が6600ヤード以上で長い方。ラフは靴が浸かるだけで3月に出場したナビスコ大会の時ほど深くないけど、グリーンが速いのと上り坂のグリーンが多いので、アイアンショットとパットが大事」

シン・ジエは練習ラウンドの時からギャラリーが駆けつけ、ボランティアは一糸乱れぬ動きをし、練習場では選手の注文どおり球を提供するなど、国内大会では見られない大会の雰囲気がうらやましいと話す。

「英語が心配で、飛行機の中でもずっとMP3プレーヤーで会話の勉強をした」というシン・ジエは、李知映(イ・ジヨン、Eマート)やウェグマンズ大会で惜しくも準優勝に終わった同い年の金寅敬(キム・インギョン)ら韓国人選手と会って明るく挨拶を交わし、3連勝を祝福された。

シン・ジエは、「シーズン初のメジャー大会だったナビスコの時(15位タイ)より良い成績を出すのが目標。ショットの感じがいいから自信がある」と語る。



kjs0123@donga.com