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現代自動車の鄭夢九会長に懲役3年

Posted February. 06, 2007 06:49,   

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ソウル中央地方裁判所刑事合意25部(金東旿部長判事)は5日、900億ウォン台の会社資金を横領し、系列会社に2100億ウォン台の損失をかけた罪(特定経済犯罪加重処罰法上横領および背任など)で起訴された現代起亜(ヒョンデ・キア)自動車グループ会長の鄭夢九(チョン・モング)被告(写真)に懲役3年の実刑を言い渡した。

しかし裁判所は、「防御圏を保障し、経済に及ぼす影響を最小化するため、既存に許可された保釈決定は取り消さない」とし、鄭被告を拘束はしなかった。鄭会長側は控訴する方針という。

判決は、「鄭被告が長期間にわたって大規模の部外資金を密かに造成し、不法な用途に恣意的に使用した行為は企業経営の透明性と健全性を大いに阻害するものだ。先進経済と先進社会に進むためには、必ず追放されなければならない」と明らかにした。

そのうえで「鄭被告が国家経済発展に貢献した点などは酌量しなければならないはずだが、同事件の行為は明白な犯法行為に当たり、厳しく責任を問わざるを得ない」と加えた。

裁判所は、△現代起亜車など系列会社資金1034億ウォンを秘密資金で造成し、696億ウォンを横領した疑い、△現代宇宙航空の有償増資過程で、系列社に1670億ウォンの損失をかけた疑い、△現代鋼管の有償増資過程で、現代車に3900万ドルの損害を与え、海外ファンドの利益金1830万ドルを横領した疑い、△系列社間の不当な債券取引きおよび(株)ボンテクの有償増資過程での背任の疑いなどの4件の公訴事実をすべて認めた。

一方、裁判所は、鄭被告とともに起訴された現代車グループ副会長の金東晋(キム・ドンジン)被告には懲役2年6ヵ月に執行猶予4年を、財経本部長の李廷大(イ・ジョンデ)被告と購買総括本部長の金承年(キム・スンニョン)被告にはそれぞれ懲役2年6ヵ月に執行猶予3年を言い渡した。



will71@donga.com