金大中(キム・デジュン)大統領は、次男の金弘業(キム・ホンオプ)氏があっせん収賄の容疑で検察の取り調べを受けていることで、22日、国民への謝罪を発表する。
大統領府の関係者は21日、「弘業氏に対する検察捜査で容疑内容が事実として判明しているだけに、金大統領の国民謝罪が避けられなくなった。金大統領は、息子の問題について率直に謝罪し、残る任期は国政に専念する旨を表明する」と伝えた。
金大統領の国民への謝罪文に、これまで与党民主党などから提起されてきた△挙国中立内閣づくり△アジア太平洋平和財団の社会への還元△長男の金弘一(キム・ホンイル)国会議員の民主党離党などの民心収拾策が盛り込まれるかどうかに注目が集まっている。
金大統領は、これまで3男の弘傑(ホンゴル)被告の件で、5、6回、立場表明や声明の形で国民へのお詫びを述べてきたが、国民の前で自ら謝罪文を読み上げるとすれば、初めてのこととなる。
李哲熙 klimt@donga.com