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東亜ソウルマラソン、女王めざす3選手

Posted March. 09, 2002 10:05,   

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「真のマラソン女王は誰か」。

韓国の女子マラソンはクォン・ウンジュ(三星電子、25)、ユン・ソンスク(ソウル都市開発公社、30)、オ・ミジャ(益山市庁、32)の3人が主導している。韓国最高記録(2時間26分12秒)を保有しているクォン選手をはじめ、東亜(トンア)ソウル国際マラソン(ユン・ソンスク)、朝鮮(チョソン)日報春川(チュンチョン)マラソン(クォン・ウンジュ)、全州(チョンジュ)群山クンサン)マラソンなど、各種大会はこの3人の舞台だった。しかしこれまでこの3人がそろって走ったことは一度もなかった。

ところが、今月17日に行われる2002東亜ソウル国際マラソンは、韓国マラソンの真の女王を決める舞台になるものと期待されている。今年の釜山(プサン)アジア大会の出場権が与えられるこの大会をひかえ、この3人の選手はすべて出場を宣言してそれぞれ優勝を確信している。

中国で85日間の高地訓練を終えて帰国した「韓国女子マラソンの花形」クォン選手は「今や26分の壁も越えて優勝して、真のトップとして認められたい」と意気込んでいる。

97年、「魔の2時間30分の壁」を越えて彗星のように登場したクォン選手は、過去4年間続いた負場から脱出して「第2の全盛期」を迎えている。去年、春川マラソンで優勝し、東亜マラソンを前に練習を兼ねて2月24日に出場した実業チーム・ハーフマラソンでは3位(1時間14分16秒)だったものの、無理しないで完走したため、完全に自信を取り戻している状態だ。

春川で大詰めの練習にピッチをあげているクォン選手は「すべての練習を100%消化したのは今回が初めて。体調も上昇一路。立派な選手たちが多く出場するので良い記録が得られると思う」と語り優勝を確信している。

一方、「人間機関車」と呼ばれているユン選手は、女子の部2連覇を目指している。去年の東亜マラソンでは自分の最高記録である2時間32分09秒を記録した。今回は2時間27分台への進入が目標。去年の12月11日から始まった済州島(ジェジュド)キャンプと2月14日から始まった春川での練習のお陰で体調は最高状態。ユン選手はこれまで弱点として指摘されてきたスピードを集中的に補強し、5000mで16分30秒を記録するほどスピードが上昇した。現在、春川で5キロ、10キロ、15キロなど短距離を中心に走りながら体調の調節に力を入れている。

一番年上の先輩であるオ選手は、今年をマラソン人生の最終年に考え、目標を決めた。釜山アジア大会で金メダルを獲得して選手生活に終止符を打つ決心。このため、東亜マラソンにも真剣な姿勢で臨んでいる。良い記録で優勝して必ずアジア大会出場権を手に入れるために総力を注いでいる。96年の東亜マラソンで韓国最高記録(2時間30分09秒)を樹立して優勝したオ選手も、済州島キャンプで距離走を立派にやりこなし、スピード練習とインターバル・トレーニングを効果的に済ませるなど、ベスト・コンディションを誇っている。



梁鍾久 yjongk@donga.com